File01。「こえれる」 ページ1
【Relu.Side】
毎日全然うまくいかんくって、ただ何かにずっとイライラしてた。
「あぁぁぁぁぁもう！！！！」
何も手につかんくて、一人で気持ちを押し殺して。
たまに、何やってんやろ、って悲しくなって。
誰もきづいてくれへん。誰もいない。ずっと一人。
「あ！！！サボりはっけ〜〜〜ん！！！」
空を劈くような高い声が屋上に響いた。
「、、ってれるちか。。。なーんだつまんなぁいのっ」
「つまんないってなんやねん」
「えぇ〜？？真面目委員長とかだったら面白かったのになって」
言いながら横に腰を下ろしたこえくん。
「、、うっざ、」
そういうと、数十秒の沈黙が流れて、きゅうにひょこっとこえくんが顔を覗いてきた。
「、、、あ、よかった泣いてなかった」
「、、、は、？」
「ん〜。。。。」
む、と何かを考えるように眉を寄せると、
「えらい！！！！！」
急に叫んだこえくん。
「れるちめっちゃえらい！！！！！！ちょーえらい！！！！！天才！！！！」
そういって両手でわしゃわしゃと頭を撫でてきた。
「ちょっ、何！？」
そのまま両手でれるちのほっぺをつかむこえくん。
「大丈夫？」
ただ一言、こえくんがそういった。
「、、、、、、、、は、、ッ？だからッ、、、なんやねんって、、ッ」
何かが、頬を伝う感覚がして、すぐにぎゅっとこえくんに抱きしめられた。
「えらいよ。ちょーえらい。頑張ったね、ちょっと疲れたね」
赤子を慰めるようにそう囁くこえくん。
それにすらもうイラついてしまって。
「何言っとるかわからんし、、ッ」
こえくんを引きはがそうとするけど、それよりもっと強い力で抱きしめられて、どうしたらええかわからんくなって。
「離せやこえのばか、ッ、離せ、、、っ」
「こえちむばかだから離さないよ？」
「ごめんねれるち。頑張ったね。泣いていいよ、大丈夫だよ。今は誰もいないから、泣いていいんだよ。こえちむばかだから、次会った時にはもう忘れてるから。いっぱい泣いていいよ」
おんなじことしか言ってないはずなのに、れるちの涙腺を壊すのにはちょうどよかった。
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ネタ切れ
りくえすとください
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兎和 - わ……白黒最高すぎる…ありがてぇ… (4月17日 22時) (
レス) id: 8407209a34 (このIDを非表示/違反報告)
うさうさ - 狐雪すぅ。さん» リクエストありがとうございます！！頑張ってみますଘ₍♡̷ᐢ⸝⸝•༝•⸝⸝ᐢ₎੭̸‧˚ (4月10日 15時) (レス) id: 18a1ea9563 (このIDを非表示/違反報告)
うさうさ - 兎和さん» まじすか！？！？名前似てたの申し訳ない……。コメントありがとうございます！！ (4月10日 15時) (レス) id: 18a1ea9563 (このIDを非表示/違反報告)
狐雪すぅ。 - 面白い白黒ありがたいのだが病み系すきだしこういう書き方好き。リク：しょうちゃん病みもっかいお願いします… (4月7日 10時) (レス) @page39 id: b6852b2992 (このIDを非表示/違反報告)
兎和 - 初めましてー!作品名がリア友のあだ名と似てたから見にきました!白黒組ありがてぇ… (4月4日 15時) (レス) @page34 id: 8407209a34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさうさ | 作成日時：2023年7月9日 20時
