生徒会日記 ページ27
蒼空「…Aに迷惑はかけたくないんだ。」
静かな目でそう言った。
蒼空「僕ね。頭にずうっと残ってるんだ。
Aが自分の両親の棺の前で泣いてるところ。
そして、それをゴミのような目で見る親戚を。ね」
そっか、俺は用事があって出れんかったんよな…
そんなことなってたんか…知らんかった…
蒼空「僕許せないんだよね。アイツら。」
殺したいんだ〜と笑う
蒼空の目の奥は何も映ってなかった。
『だから…全部一人でやるん?』
全部一人で終わらせようとしてるん?
そんなの。俺が____
「一人でやるなんて許しません。」
ドアから出てきたのはすごい剣幕のA。
気配がすると思ってたら、いたんか。
蒼空「聞かれちゃったかぁ」
『…ふざけないでください。』
あのAが怒ってる。
『…1人でなんてやらせない。』
その言葉はきっと
色んなものを抱え込んでいる
Aだから言えること
Aの目尻には涙が溜まっていた。
沢山後悔してる。沢山悔やんでる。
すると、
ピーンポーンパーンポーン
蒼空「あ!僕会議あるから行くね!」
そして入れ替わりで瑞希が入ってきた
灰「Aー!なんで置いていったん🥺」
A「置いていったっていうか
しろちゃが先居なくなるから帰ってきたの。」
灰「そなの!?ごめん〜🥺」
A「全然いいよ〜」
Aは感情の切り替えが得意だ。
さっきすごい剣幕だったけど今は笑顔だ。
多分…見捨てられ続けて身についたもの。
誰にも、俺にでさえ自分のことを教えない為に。
Aが自分のことを語ることはあるのだろうか
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いなみ - あの、質問のところで彼氏(多分)ているのってところが彼女っているのとなってます。続きも読んできます! (8月11日 0時) (レス) @page3 id: b470e8200f (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - 8ページ目のとこ名前)ちゃなってましたよ! (2022年12月30日 21時) (レス) @page8 id: aff6f0444c (このIDを非表示/違反報告)
夢猫 最近占ツクでいれいすの小説作った! - 初見です。この作品面白いので大好きです!これからも頑張ってください! (2022年10月13日 18時) (レス) @page38 id: f1d57ac7c3 (このIDを非表示/違反報告)
mame_03 - 続き楽しみにしてます!!がんばってください!!応援してます!!! (2022年8月25日 21時) (レス) @page25 id: 5f09699bad (このIDを非表示/違反報告)
りうっこ - とても面白いです!初兎ちゃんとのケンカもどうなるのか…気になります!虐待の場面も、共感しました。無理せず、続き頑張ってください! (2022年8月13日 17時) (レス) @page23 id: d3d409ac3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:七星ルル | 作成日時:2022年5月23日 16時