学園の会計係は生徒会に溺愛されています【iris】

生徒会日記 ページ18

ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ

『……』

青「…そう。そこは…」

…気まずいｯｯｯｯ！！！！！

『…』

青「…なぁ」

『…はい。』

青「なんで生徒会来てくれたん？
あの場で断ることもできたやん」

『…なんででしょうかね。』

…昔のゆうちゃんと重なったなんて言えないけど

青「ごめんな。軽音部見に行きたかったんやろ」

『なんで分かって…？』

青「明日行くか。軽音部。」

『へ。』

青「明日までやろ？部活の仮入部」

『そうですけど…1人で大丈夫ですよ？』

青「行くって言ったら行くの！！(ぽえ声)」

『…め、迷惑じゃなければ、行きましょう…』

青「まじ！？やったー！！」

『はい…』

軽く返事をして再び画面へと顔を向ける

青「…」

え、怖い怖い怖い怖い

なんで無言なの？？

『…あの「初兎の匂いがする」へ…？』

青「Aから初兎の匂いがする。なんかヤダ」

そんなこと言われても…！！！

青「…ｶﾞﾌﾞｯ」

『！？ひゃ、あ！！！』

いふさんに首筋を噛まれた

青「…」

なに…怖い…

青「びっくりした？」

『ビックリしますよ…！！！』

青「んふふ…鏡見て」

『へっ』

パソコンの隣にある小さな鏡を見ると

『…ゆうちゃぁぁぁぁ！！！！！』

首筋に噛み跡が出来ていた。

青「…あにきにｺﾛされる…」

黄「どした！？」

『ゆうちゃぁぁぁぁ！！！！！！』

私はゆうちゃの手を取って走り出した。

黄「A！？」

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♢黄色視点♢

ベランダで初兎と2人になった。

『話したいことってなんや？』

白「…Aのことなんやけど…」

…好きとか言い出したら俺…どうしよ。

白「悠くんが来る前に、
Aと2人きりやったんやけど…」

『おう』

白「Aに、さ…"貴方は愛せますか？"って
聞かれたんや。」

あー…

『おう』

白「どうゆう意味なんや？
悠くんなら、分かるやろ…？」

…分かるっちゃ、分かるけど…

『初兎のこと。信じようとしてるんやない？』

白「えっ」

確かあれは…

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『まーた。泣いてる。今度はどうしたん？』

小さい頃、公園にいたAはいつも泣いてた。

A「…また、裏切られちゃった。私頑張ったのに。」

『そかそか…ん。おいで』

A「…私は、どうすればいいのかな」

『人を信じるな…とか言えへんからなぁ…』

A「ｸﾞｽｯ…」

『じゃあ_____』

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