場地のヨメ

スキ×スキ 14 ページ15

やばい。積んだ。




「おいおい姉ちゃん。どこ見て歩いてんだよ？」


「可愛い顔してんじゃねえか。
黙ってついてくれば痛いことはしねぇよ？」




新しい服を買おうと思って街に出たら不良に絡まれた。
よりによって今日は一人。やらかした。



「おい、なに黙ってんだよ」


『.....』





やっべぇー、相手は3人。それに対し私は1人だし、女だし。
勝てるワケなくなーい？




「もういいわ、連れてこうぜ」


『やめてください』



引っ張る手をほどこうと力を入れてもビクともしない
本当にやばい状況かもしれない





こりゃやばい(語彙力









私は裏路地みたいなところに連れていかれた
本当にやばい。





「君さモテるっしょ。彼氏いんの？」


『いますよ。すっごーくかっこいい彼氏が』


「ふーん、彼氏とこういうことはしたことあんの？」




そう言ってお尻や胸を触りはじめた


『ありますよ。私の彼氏はあなた達と違って上手なんで』





しょうがない。逃げるが勝ち！
私は不良3人の急所を蹴飛ばして走り出した。



とにかく離れなきゃ。ソイツらは追いかけてきた





ﾄﾞﾝｯ




人が多いとこに走っていく途中で壁のようなものにぶつかった






『いてっ....すみませ...圭介じゃん！！！』


「A、なにやってんだよ。
てかお前なんで服がそんなに乱れてんだよ」


『変な人たちに絡まれて襲われかけてたの、今も追いかけられてる』


「あぁ？どこのどいつだよ」


『あ！あの3人組！』






不良3人組は私たちの前に現れた

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