27話、帰り道 ページ27
スタスタスタスタスタ
乱歩「‥」
A「‥」
どうしよう
え、えーっと皆さんこんばんは
Aです。いきなりで悪いのですが
助けてください
こんな沈黙の中にいたら脳内が可笑しくなりそうです。
乱歩「!Aさん、僕の後ろにいて」
乱歩はそう言った
A「わ、分かりました」
乱歩「‥出て来なよ」
?「おやおや、バレてしまったようだね」
暗闇の中から出て来たのは高身長の男で
聞いたことのある声だった
A「って、太宰さん!?」
乱歩「渡さないよ」
太宰「返事はもらってないんだろう?」
乱歩「それでも‥だよ」
話してる内容がよく分からなくて
頭が追いついていなかった
A「えっ‥と?」
太宰「‥乱歩さん、少し彼女との時間をください」
乱歩「‥‥分かった、でも今日はやめて」
太宰「‥分かりました、けれど私は諦めるつもりはないですよ」
太宰さんはニッコリ笑うと
また暗闇の中に入って行った
乱歩「‥」
スタスタ
A「あ、あの‥乱歩、太宰さんと話してた内容がよく分からないのですが‥」
乱歩「Aさんは分からなくていいの!」
A「?な、なんでですか?」
乱歩「‥一回しか、言わないからね」
A「は、はい」
乱歩「僕が守るから‥知らなくても大丈夫」
A「そんな正面から言われると‥は、恥ずかしいです‥」
Aさんは目をそらしながら言った
乱歩「っ〜〜!‥あ、家ついたね」
A「あっ、本当だ。」
乱歩「また明日、Aさん」
A「は、はい!お、お休みなさい!」
乱歩「うん、おやすみ〜」
A「‥あ、あのッ!」
乱歩「ん、何〜?」
A「きょ、今日は‥その‥あ、有難う御座いました!た、楽しかったです!‥」
乱歩「‥あー!もう!そんなこと言うと期待しちゃうじゃん!」
A「き、期待?」
乱歩「あ、そうだ」
乱歩は最後に一言、ニカッと笑ってこう言った
乱歩「良い返事待ってるね」
A「っ〜〜!おっ、お休みなさいッ!」
バタン
乱歩「顔、赤くしちゃって‥可愛すぎでしょ‥」
と僕は呟いて家に帰ったのでした。
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瑠璃(プロフ) - 応援していただきありがとうございます!更新頑張りますので応援よろしくお願いします♪優美様ありがとうございました! (2018年9月9日 19時) (レス) id: 9d3e4bce30 (このIDを非表示/違反報告)
優美 - 読ませていただきました!とってもとっても面白かったです!作者様!更新応援してます!頑張ってください! (2018年9月8日 15時) (レス) id: 9d3e4bce30 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - 返事が遅れてすみません!褒めていただいてありがとうございます!超嬉しいです!これからも頑張ります!さややんさんありがとうございました! (2018年7月26日 14時) (レス) id: 19c2cec43e (このIDを非表示/違反報告)
さややん - 素直な乱歩さんがすってきだー!(わぁ何このテンション)背景やばくないですか!?敦君、太宰さん上手い!ヤバくてヤバイからヤバイじゃないですか!(語彙力やべぇ)これからも頑張ってください! (2018年7月17日 20時) (レス) id: b8dd9b5a7f (このIDを非表示/違反報告)
☆由紀☆ - ☆由紀☆だよ!初めて!超面白かった!楽しみにしてるね♪けど私はマークが好きだから!マークの要素も入れて! (2018年7月17日 9時) (レス) id: 19c2cec43e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑠璃 | 作成日時:2018年7月5日 13時