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ボク達は色々とげっそりしていた。やっぱり記憶と言う重い扉を開けたらダメだね。死ぬ自信がある。
「弟はいい奴なんだよ。でもね…姉のせいでなんと言うか……下僕体質と言うか………」
「女って恐ぇからな゛ぁ」
「そうそう。特にうちの姉は女の闇の塊だからさ妹と仲が悪くて目の敵にしてる」
「家では派閥に別れてる」と言うとスクアーロから尊敬の眼差しで見られてしまった。本当はもっと違うところで見られたかったんだけど。
「主に４つの派閥があるかな。祖母筆頭の“家柄は大切主義”、姉筆頭の“この世全ての権力は女が持つべき主義”、妹筆頭の“弱いのにでしゃばらないでくださる？ババアども主義”」
「後、１つはなんだぁ？」
「別に誰が筆頭ってわけじゃないけど“派閥とかどうでもいいよね主義 ”。ちなみにボクと弟はこれに属してるかな。よく弟は姉とかに無言の威圧かけられてたけど」
「女って恐いよねぇ」とボク達は話す。スクアーロは聞かなきゃよかった、等とさっきから呟いていた。人間、聞かなくていいこともあるよね、分かるそれ。
「ボクん家何かとギクシャクしてたからね、皆寂しいんでしょ。妹とか弟は殆んど母さんに会ったこと無かったから仕方がないと思うけど」
『また来たの？』
『もう、ここにはきっと帰って来れないわ』
『さようなら――――』
伸ばしても届かなかった母の腕。今のボクなら届くだろうか？…いや、きっと今のままでも届きはしないだろう。ボクは世界を知らない青いガキだ――。
「家は結構苦労するよね。どうスクアーロ一度泊まりに来る？男に飢えてる姉紹介するよ？」
「そこに適任の奴がいるぜぇ？へなちょこデイーノで有名な跳ね馬だぁ」
スクアーロを誘ったのだかスクアーロは生け贄を召喚しやがった。しかもキャバッローネファミリー10代目ボスを生け贄に。コイツ結構処かかなり性格悪いぞ。
「生け贄は如何なものかと思うよスクアーロ」
「別にいいだろぉ。俺はXANXUSを支えるって誓ってんだぁ。まだ逝けねぇ」
「だよねぇ。逝くにはボク等はまだ齢も若いし。死にたくなったら教えてね、用意しといてあげる」
「一種の地獄だろぉ」
「そうだね」
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零斗(プロフ) - とても面白かったです！これからも更新頑張って下さい！ (2019年6月2日 19時) (
レス) id: 300461bf22 (このIDを非表示/違反報告)
フ瑠ラン(プロフ) - 尾崎紅葉さん» 姐さんにはやっぱりバレたか……笑 私も○歩さん好きです！土台は乱○さんと言っても過言ではありません！これからもどうぞよろしくお願いいたします！ (2018年5月25日 22時) (レス) id: ee34a8d56c (このIDを非表示/違反報告)
尾崎紅葉 - 性格が文〇トの江戸〇 乱〇に似ててとても面白いです！更新頑張ってください！ (2018年5月25日 20時) (レス) id: f02ea9a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
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