ドＳの銀髪少女は真選組 part2

第五十六話 ページ12

NOside

少年「おっさん今日も持ってきだぜ」

おっさん「へーへ、全く毎日毎日ご苦労なこったぜ」

少年はお金を差し出す

少年「ちゃんとちょうごにつけとけよ」

おっさん「はいはい、わーてますよ」

銀時「おい、なんだそりゃ」

少年「決まってんだろ、女だよ」

銀時「はぁ」

銀時はそう言って目をパチパチさせている

少年「日輪太夫に会うためにおいらは金が必要なんだ」

＊

そして三人はお登勢のスナックに来ていた

「アッハーハハ」

お登勢「こんなちんちくりんが吉原一の女落とすってぇ？」

キャサリン「ガキが発 情してんじゃないよ
うちにかえって母ちゃんの乳でも飲んでな！」

新八「笑ってる場合じゃないですよ、そんなの許されると思ってるんですか？」

神楽「細かいことゆうなよ新八、ガキに先越されて焦ってるアルかぁ？」

新八はその言葉に見るからにギクッとした

新八「あ、焦ってねぇし！」

新八「焦ってねぇしってなんだヨ、完全に焦ってるだロ、噛んでるし」

新八「ぜ、全然だけどなにが？
やろうと思えばいつでもできるし
やらないだけだから僕の場合
そんなことじゃなくてこんな子供がね、あんな町出入りするなんて( 「ガキじゃない、晴太だ童 貞」 てめぇ！今なんつった！意味分かってんのかこのやろぉ！」

神楽「落ち着くアル童 貞」

新八「童 貞なめんなぁ！三十才まで童 貞貫いた男はな、ゴットハンドとよばれかとうのたかというのに転生できるんだぞぉ！」

新八は狂った様子で説明する

たま「データに書き加えておきます、三十まで童 貞を...」

言葉の途中ででお登勢がたまを叩いてとめる

お登勢「いるかそんな情報！」

銀時「まぁまぁ離してやれよぱっつぁん、ガキの分際で女に興味をもつなんて大したもんだよ英雄色を好むってね」

『マダオの分際で女に興味をもつなんてどうかと思うけどね』

銀時「あんだとこのチンピラ警察」

『無職同然の人に言われてもねぇー』

銀時「無職じゃありませえーん」

『はいはい...
にしても女のためにスリをするなんてねー』

銀時「末恐ろしいガキだな」

晴太「親がいないおいらが金を稼ぐ方法なんて限られてる、だから...」

銀時「吉原で女に会うっつったら莫大な金が必要だろ？
その日を生きるのもギリギリなお前がなんでんなことやってんだ？」

『正直に話せば？』

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