"烏と鬼の絆篇"〈人斬りの目〉 ページ6
ゲシゲシッ!!
神威「…へェ〜珍しい…」
信「…何あれ。」
見たことが無い…と信女。
神威「あれ?お巡りさんも見たことが無いの?」
信「…人を殺した後の顔とは思えないわね…」
神威「…お巡りさんこそ。お巡りさんの顔をしてないヨ?…お巡りさんじゃなく、人斬りの目だ…」
信「…偏見じゃない?…地球のお巡りさんは皆こんな顔よ。」
神威「なら、一発殺りあってみる?人斬りさん?」
今にも殺り合いが始まりそうな時声がかかった。
「いや、待って、殺り合いは後にして!こっち!こっちを助けてェェェ!?」
晋「…誰が低杉だ、誰がボンボンだ…」
ゲシゲシ!
今も尚高杉に蹴られているAを見てさすがに哀れむ2人。
信「…バラしたほうが早い…」
神威「お、それは賛成だ(^^)」
「お前らの早まり方は早いんだよ!やめて!死ぬ!助けて高杉くん!」
晋「誰が高杉くんだ…ったく‥.」
信「…この男…どうしたらこうなるの…」
神威「…増強剤さ。簡単に言えば。」
「夜兎である上に増強剤を…?」
晋「この神威(バカ)に捨てられた所を鬼兵隊の奴が見つけてな…。強くなりてェっつうから、鬼兵隊に入れたんだが武市の変な薬飲んじまったみてェでな…」
「それでこの前護衛につかせたわけ?武市死ね」
神威「…捨てたつもりはないヨ…ただ、阿伏兎と戦って負けたからネ。…弱い奴に用はないだけだ。」
神威の顔にいつもの笑みはそこにはなかった。
看「坂田さーん?大丈夫ですかー??」
「あ。やべ…」
晋「まァ、この借りは今度返さァ〜」
神威「弱者を排除してくれてありがとう、A…お巡りさん?」
「あ、ちょ!」
信「…結局排除したのはあのアホ毛でしょうよ…」
看「坂田さーん?」
「あ、大丈夫ですよー!!」
看「何かあったら言ってくださいね〜」
「…大丈夫じゃねェよ…この部屋…」
「…信女?」
黙って晋助と神威が出て行った窓を見つめる信女
信「…意外。」
「え?」
信「鬼兵隊の総督、高杉晋助と言えば冷徹と言われ戦場では鬼と恐れられていた…。あんな顔をするなんて…」
「晋助が冷徹?そんな噂流れてんのかい?」
信「えぇ…」
「少なくとも、晋助は冷徹でも鬼でもない。…んまぁ、鬼のように強かったのは確かだけど。」
「…ただのお人好しだよ。私の知ってる限りじゃあね。優しい人だよ、アイツは…」
信「…そんな風に高杉を語るアナタも意外…」
「…まァガキの頃からの仲だし、ね…」
信「…」
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瑠楽(プロフ) - 栗医務さん» うわわわ!コメントありがとうございます!とっても嬉しいです(^^)そんなそんな…(:_;)光栄です!これからも、見てやってください!ありがとうございました! (2016年3月12日 0時) (レス) id: bb95ef3a59 (このIDを非表示/違反報告)
栗医務 - めっちゃ面白いです!!!!!!!!更新楽しみにしてます!!!!!!!!!!!! (2016年3月11日 23時) (レス) id: 2663802639 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:御名環 | 作者ホームページ: http://uranai.nosv.org/u.php/hp/092710021/
作成日時:2016年2月27日 9時