警 察 庁 副 長 官 【銀魂】弐

【白い兄妹の業】 ページ40

『おーい、聞こえてるかじーさん』


源「口の悪さは兄貴譲りだな」


『仕方ねェだろ？幼少期を男と暮らしてきたんだから』

源「で？何しにきやがった。俺をお縄にでもつけるつもりか？」


『いんや、そもそもこんな時代。幕府は壊滅的状態だし、じーさんはとっ捕まってる事になってるしな。』


源「なら、何しに来た」


『兄貴を最後に見たのはじーさんか？』


源「それは知らねェ。だが、銀の時にはこう頼まれた。もしもの時ように作ってくれってな」


『なにをだい？』









．









『タイムマシン…』




．



源『あとは自分で考えるこったァ』


．





『…ふざけろよ！！！どーやって手がかり探すんだよ？！何すればいいのなんなのくそ兄貴ィィィ！！！』



？「え。」



『ん？』



？「A…ですかィ…？」


『…レディに名前を聞く前に自分が名乗ったら？』



そう言うと男は涙を流した



沖「…沖田総悟でさァ…」


『男の子だろ！？我慢しろよ！』


沖「無理に決まってやす。アンタをどれだけ探し回ったかわかんないでしょ。」


『ごめんな？総悟』



沖「…おか、えりな、せェ…A…」



そっと抱きしめてくる総悟。



『ただいま』







．




空から一滴の雨が降った。

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