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【鬼たちの背負いし業】 ページ30

と、言っても。



「そこの団子屋も店畳んじまったしな」


沖「俺の行きつけの甘味屋は亭主が百詛で…」







二人して悩んで辿り着いたのは





お登勢「いらっしゃい…おやまぁ。懐かしいねェ」





スナックお登勢。






「お登勢さんお久しぶりです!」



お登勢「元気かい?A」




唯一、やっていたお店がここだけ




沖「それにしても、かぶき町も静かになったもんですねィ…」



お登勢「ホントだよ。喧嘩がそこらかしこで起こっていたってのにねェ」


「…」


お登勢「…銀時がいなくなって3年か。」


「…銀時は生きてる、絶対捜しだす。警察である以上。そして、兄貴(うえ)が何かしたら妹(した)が責任とらなきゃいけない。唯一の肉親。絶対、捜しだす。」


沖「A…」


お登勢「どうにも妙な話だよ。たまってた家賃どころかもっと先の家賃まで払いにきたからねェ。」


「…きっと、兄貴は残して置きたかったんだよ。『万事屋銀ちゃん』を。かぶき町に。」


沖「…俺ァ、旦那が死んだとはとても思えやせん。けれど、3年。ガキ放っぽってどっかに行くようなタマじゃない事くらいAも俺も、皆も分かってるハズでさァ」







とても正論を言われた。






「分かってる。新八くんと神楽ちゃんを残して、死ぬようなヤツじゃない事くらい。約束を破るようなヤツじゃない事くらい。」



"お前は俺/私が殺す"









約束した。





「き、きっと何か理由があるの「♪〜♪♪」…もしもし…え?また?…分かった、すぐ向かう」



「すまん、急に仕事が入った。お登勢さんお勘定ね。総悟、またどこかでね」




優しい笑みを浮かべるとこの雨の中走り去っていった。





お登勢「…さすがは銀時の妹…と言うべきなのか、どうなのか。」



沖「…さすがは旦那の妹でさァ…」




お登勢「どうゆう事だい」



沖「決して人に弱みを見せようとせず、自分独りで解決しようとする…」




お登勢「…ったく。変なDNAを受け継いじまったってワケかい、あの娘は。」


沖「そうですねィ…」


お登勢「ところで、お前さん達…」







お登勢「いつ、式を挙げるんだい?」


ブフーーーーッ!!!


呑んでいた酒を吹き出してしまった

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設定タグ:銀魂 , 御名環 , 沖田総悟   
作品ジャンル:恋愛
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瑠楽(プロフ) - 栗医務さん» うわわわ!コメントありがとうございます!とっても嬉しいです(^^)そんなそんな…(:_;)光栄です!これからも、見てやってください!ありがとうございました! (2016年3月12日 0時) (レス) id: bb95ef3a59 (このIDを非表示/違反報告)
栗医務 - めっちゃ面白いです!!!!!!!!更新楽しみにしてます!!!!!!!!!!!! (2016年3月11日 23時) (レス) id: 2663802639 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:御名環 | 作者ホームページ: http://uranai.nosv.org/u.php/hp/092710021/  
作成日時:2016年2月27日 9時

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