【鬼たちの背負いし業】 ページ28
「!」
「銃刀法違反ですね。失礼ですがご職業は?」
佐「エリートです。」
「職業エリートってなによ、異三郎…」
佐「そのまんまです。アナタはまだその制服でいるんですか。」
「警察だから、ね。」
?「それだけが理由?」
「信女…」
信「…まだ捜しているのでしょう。」
「…久しぶりに会ったってのに喧嘩腰で来るとはね。…さぁね。まあ、精々生きててくれよ。」
歩いて行ってしまったA。
佐「…まだ坂田さんを捜している…だから、警察でいるんでしょう。」
信「…」
佐「手伝えと言いたくても、見廻組(私達)も真選組(あの人達)も、もう部下ではないですからね…」
信「白夜叉が死ぬと思う?」
曇天の空を見上げると、
佐「…少なくとも、万が一死んでいるのならこんなにお天道さんが言う事を聞かないのは坂田さんのせいにして大丈夫ですねェ。」
と言った。
次の瞬間、信女は異三郎に剣を向けた。
.
ズシャッ…
信「…また、ゴロツキ集め…?」
佐「いいえ、これは社会の糞掃除ですね。」
攘夷志士を斬る佐々木と信女
信(…A、あの人は死んでなんかいないわ。…そして、いなくなった理由もアナタのせいじゃない。だから…)
.
信「「泣かないで。/泣くな。」」
無意識に溢れてくる涙。
止まってほしい。
それに、泣いてるとは思えない。
「…雨かな。…だとしたら、土砂降りね。」
ポツッ…
ポツッ…
ポツリ、ポツリと雨が降ってきた。
「私は泣いてない。哭いたんだ。」
雨は止む気配がない。
「…傘、忘れた。」
?『濡れちまいやすぜ…_______』
脳裏に3年前の事が浮かんだ。
けれど、3年前みたく、泣いてない、雨も止まない。
哭いてるからかもしれない。
なんでだか、分からない。
雨は止んでいないのに、哭いているのに、
視界が真っ暗になった。
.
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瑠楽(プロフ) - 栗医務さん» うわわわ!コメントありがとうございます!とっても嬉しいです(^^)そんなそんな…(:_;)光栄です!これからも、見てやってください!ありがとうございました! (2016年3月12日 0時) (レス) id: bb95ef3a59 (このIDを非表示/違反報告)
栗医務 - めっちゃ面白いです!!!!!!!!更新楽しみにしてます!!!!!!!!!!!! (2016年3月11日 23時) (レス) id: 2663802639 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:御名環 | 作者ホームページ: http://uranai.nosv.org/u.php/hp/092710021/
作成日時:2016年2月27日 9時