【一星藍咲篇】〈破らないって言っていたもの〉 ページ22
沖「…」
近「総悟…俺と交代しろ、俺寝てきたから!」
沖「嫌でさァ」
土「そんな事言ったってもう3日もそこにいっぱなしだろーが。」
ゆっくり近藤と土方の方に体を向ける
沖「……じゃあ、これでもし2人が代わって俺のいない間に姉上と同じ結末になったらどうしてくれるんですかィ?」
かける言葉に詰まる2人。
土「…5日間は絶対大丈夫なんだろ。」
ようやく出た言葉はそれしかなかった。
沖「それでも俺ァ、あの人が目を覚ます瞬間をみてやりたいんでさァ…姉上の時は最期しか見てやれなかった…唯一の肉親だったってのに。」
真選組1番隊隊長と言えども、その肩書きを無くせば、ただの18歳の青少年。
心はまだまだ波の大人には負ける。
?「…この人は死なない…」
近「…見廻組…」
信「…Aが死ぬのなら私…異三郎…松平も死ぬ…それが私達の約束よ…」
沖「アンタ…何言って…」
信「…」
黙って集中治療室の目の前に行く、信女。
信「…死んだら許さないって私は言った。アナタは死にたくても死ねないと言った。…なら、死なないわよね…A…」
3人「!?」
3人は絶句した。
信女の目からは涙が流れていた。
沖「おい、お前…」
信「…なんでこんなモノが流れてるかって…?」
信「…分からない。…でも、あの人が言った言葉に値するかもしれない…」
沖「あの人…?」
そう言うと、集中治療室から離れ帰路につこうとする、信女。
沖「おい!お前はAがどうなってもいいってのか!?」
沖田がそう言うと、信女は至って冷静に答えた。
.
信「…だって、この人は死なないもの。……Aは、約束を二度と破らないもの…そう、言っていたもの…」
沖「…」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
38人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
瑠楽(プロフ) - 栗医務さん» うわわわ!コメントありがとうございます!とっても嬉しいです(^^)そんなそんな…(:_;)光栄です!これからも、見てやってください!ありがとうございました! (2016年3月12日 0時) (レス) id: bb95ef3a59 (このIDを非表示/違反報告)
栗医務 - めっちゃ面白いです!!!!!!!!更新楽しみにしてます!!!!!!!!!!!! (2016年3月11日 23時) (レス) id: 2663802639 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:御名環 | 作者ホームページ: http://uranai.nosv.org/u.php/hp/092710021/
作成日時:2016年2月27日 9時