警 察 庁 副 長 官 【銀魂】弐

”烏と鬼の絆篇”序章＜刃をむけて。＞ ページ2

？「…随分と派手に暴れたらしいわね。珍しく」

「信女か…」

信「…アナタに"初めて"お会いしたのも病室だった…」

「3年前の事か。」

信「そう…」


ジャキッ

チャキッ


信「「…お互いに刃をむけて。」」


________3年前__________



「あー暇。」

その日は珍しく斬られ、丸一日意識がなかったらしい。

？「コンコン…ガラガラ…失礼します」

？「…」


「…なに効果音を口で言ってるんだい、効果音がかぶらせんなって泣いてるよ。」


「異三郎」


佐「派手に殺られましたねぇ〜」

「上司を無視か。」

佐「お見舞いに来たんですよ。はい、これドーナツ」

「！」

佐「お、喜んでる証拠ですね。あ、すみません紹介します。のぶめさん、自己紹介を。坂田副長官もなんて呼んだらいいのか戸惑っておられます。」
「いや、今お前が言ったからわかるよ、のぶめさんって言ったもの。」

信「…"初めまして"…副長官殿。見廻組副長…今井信女です。」

「…おう、"初めまして"
私は警察庁副長官坂田A。」

2人『よろしくお願いします/するよ。』

ジャキッ

カチャッ


佐「のぶめさん、やめなさい。」

しばらく見つめ合う2人。


信「…5年前、アナタによく似た人斬りさんに会った事があるの…」

「…それは奇遇だ。私も5年前お前さんに似た囚人の見張りと会った事がある。」


信「「でも、似てないけれど。」」


佐「…なんだ。アナタ方一度会った事があるんですね。どおりで似ているハズだ。殺り方も、その人斬りの目も。」





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"烏と鬼の絆篇"＜烏と鬼の鎖＞→←昔と相変わらずだった。

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