わたくしに勝ち目なんてなくとも！【蜂楽廻】 - 小説

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ずっと、ひとりでボールを蹴っているのを、見ていた。

ごきげんよう、と声を掛けても

アフタヌーンティーを召し上がらない？(わたくしの家で)とお誘いしても

彼がわたくしに振り向かないことなんてわかっている。

──────彼は何よりも”サッカー“が好きだから。

「ありえませんわ！！こんなに想っているのに、わたくしに振り向いてくれないだなんて！」

たとえ希望が全くなくたって。

……わたくしに勝ち目なんてなくとも！

絶対、振り向かせてやりますわ〜〜！！！

______

ふっと思い付いた話です。

ばちめぐに恋するならこれくらいクセの強い女の子がよかった(遺言)執筆状態：連載中

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作者名：ンジャーアチ | 作者ホームページ：なし！！
作成日時：2023年11月19日 16時