閑話 ページ13
ユウside
今日は飛行術の授業
僕は魔力がないから飛べないし、ホント暇
今日も相変わらず筋トレばかりさせられるんだろうな〜
と思ってたのに…
バ「今日は一年と二年合同で授業を行う!
一、二年でペアを組んでお互いを高め合うように!!」
まさかの合同授業
僕声かけるの苦手なんだよな…
魔力のない僕に声かける人もいないだろうし
まさかこんな所で「2人ペア組んで」が発動されるとは!!
エースとデュースは??
エ「ジャミル先輩!よろしくお願いしまーす!」
ジャ「あぁ、よろしくな」
デ「リドル寮長!あ、あの!よろしくお願いします!!」
リ「うん、頑張ろうね
僕とペアになったからには失敗は許さないよ」
えぇ〜…ペア作るの早すぎない?
知り合いの先輩方はみんなペアを作り終わっちゃってるし
グ「おい!ユウ、どうするんだゾ??」
ユ「ほんとにどうしよう…」
『ユウ、グリム
ペアがまだ決まっていなければ私とどうですか?』
振り向いた先にいたのは神様でした──────
『グリム、もう少し顎を引いて』
『魔力はほうき全体に行き渡らせるように』
『そう、いい子ですね』
神…じゃなかった、Aさんの指導を受けているグリム
最初は不安定すぎていつか落ちるんじゃないかとハラハラしていたけど、今ではもうすいすいと空を飛んでいる
Aさんに優しく教えて貰っているグリムが羨ましい
ユ「…いいなぁ〜」
『おやまぁ、ユウも空を飛びたいのですか?』
口を突いて出た独り言を聞かれてしまったらしい
ユ「え、あ…はい!
でも僕魔力ないですし…」
アハハ…と乾いた笑い声が漏れる
ん〜…としばらく顎に手を当て考えていたAさんだったが、何か思いついたように顔をパッとあげ僕の前にそっと手を差し出した
ユ「??」
『ユウ、宜しければ私と空中散歩にでも出掛けませんか?
私があの空へお連れ致します』
!!
ユ「喜んで!!」
その後はあっという間にほうきに乗せられ、慣れない浮遊感に目を瞑ってしまった
『さぁ、ユウ
目を開いてご覧なさい』
Aさんの声にそっと目を開くとそこには見たのことない景色が広がっていた
ユ「わぁ!すごいです!!
空ってこんなに青いんですね!!」
手を伸ばせば太陽を掴めそう…
『お気に召したのなら何よりです』
あっという間の空中散歩
あとからみんなに羨ましがられたのはまた別の話!
Aくんはヴィルさんと同じ横向きスタイル
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白(プロフ) - あくもんさん» 感想ありがとうございます!返信遅くなってしまいすみません…🙇♂️そう言って頂けると本当嬉しくってとても励みになります!!あくもんさんにもっと好きになっていただけるよう頑張って夢を膨らませていこう思います!笑 (2022年4月5日 21時) (レス) id: f203a5e0bf (このIDを非表示/違反報告)
あくもん(プロフ) - めっちゃ好きです。ほんともう、結婚してほしいです((すみません…これからも御身体には気をつけて頑張ってください!!!応援してます! (2022年3月29日 15時) (レス) @page6 id: cfb31e7c1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白 | 作成日時:2022年3月9日 18時