【ツイステ】紅き薔薇に忠誠を-2-【男主】

おめかしバースデー ページ2

(ユニオンでも良かったのですが、初めての誕生日なのでおめかしバースデーにしました)

NRC校内新聞
誕生日の人へインタビュー特集
〜A編〜


ユ｢Aさん！お誕生日おめでとうございます！｣


『おやまぁ、ありがとうございます』


ユ｢みんなにお祝いされた今のお気持ちをどうぞ！｣


『同輩の友人のみならず、先輩、後輩の皆さんから廊下ですれ違う度にお祝いして頂いてとても嬉しいです』


ユ｢両親からなにか連絡はありましたか?｣


『えぇ、父はもう居ないものですが母からは、日付が変わってすぐと朝起きてからの2回連絡がありましたね

｢いつもお手紙ありがとう、あなたが学校に行ってしまってからはお家がいつも寂しいわ…
でもAも勉強を頑張っているのだし、私も負けてられないわ！｣

とより一層仕事に全力で挑む！と言っていましたよ』


ユ｢そうなんですね！
Aさんの誕生日の思い出を教えてください！｣


『誕生日の思い出ですか？

そうですね…

私の家系は何かと花に関わる仕事に携わる人が多いので、誕生日はいつも家の中が花の香りに包まれます

花の髪飾りやフローズンフラワー、アロマに香水、シャンプーなど様々ですね

母だけは毎年自らがデザインした服を贈ってくれました』


ユ｢たしかAさんのお母さんは有名なアーティストさんなんでしたっけ？｣


『えぇ、本人は自覚していないようなので私もヴィルに言われるまで知らなかったのですが、依頼を受けてデザインを行うこともあるようです

個人ブランドも設立していまして、ホームページに掲載されている写真の中には私がモデルをしているのもあるのですよ？』


ユ｢え！そうなんですか！？
後で確認してみます！！｣


『そうしてみてください
母の服も綺麗ですのでそちらもぜひ』


ユ｢わかりました！！

あ、えっと次の質問は…好きなことはなんですか？｣


『好きなことは香水作りです』


ユ｢きっかけはやっぱりお母さんですか？｣


『確かにそれもありますが、物心ついた時から花の香りに包まれるのが好きでして…

親の目を盗んで花畑に行っては、そこの花々に匂いを嗅がせてもやってました』


ユ｢意外とお転婆だったんですね！｣


『そう言われると少し恥ずかしいのですが…

まぁ、当時は家の周りに遊べる同年代の子供がいなかったので、おしゃべり好きなパンジーと話していました』

おめかしバースデー 2→←PROFILE

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す