＃ １ ６ ページ16
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「はい！メロンソーダ！！不破くんと飲んできてね〜！」
『分かった……、仕事サボっちゃダメじゃね？』
「不破くんとなれば話は別！！見てよ！！あのくもりなき眼を！」
くもりなき………ねぇ。
『…？？ぉぉ、』
「ってことで！ね！」
ドンッ、と押されたんで、もう、諦めようと思う。
良いんだ。別に。そう、気にしちゃ、いけねぇ…！！
「んはぁ、先輩、俺と付き合いません？」
すごく唐突。
『うん、黙れ。』
「せんぱぁい！そんな事言わないでくださぁい」
『いや、女子の目凄いんだって。』
「先輩かっこいいですもんね！！」
『私を見てるんじゃないよ？』
別にかっこよくないし。
葛葉のほうがかっけぇよ。
顔面の暴力。ありがとうございます(？)
「え〜？どぉでも良いじゃないですかぁ！
パンケーキ食べますぅ？」
『…もらう』
おいしそ…。
パンケーキには、つられちゃっても、良いよね。
甘いものに罪はない！！
「んん"…………がわ"い"い"………」
ソコまで？？私はアイドルかなんかだっけ。
ちょっと、キモい。
………スマホの容量ヤバそう。
私に需要そんな無いって。
『はぁ…うまっ…』
「んぁ…かわっ！！」
コレ、うまいっ…！
私料理担当じゃないから知らなかったけど、
店出せるわ、コレ。もう、大繁盛よ。予約必須(？)
「せんぱぁい、明日いつ回ります？」
『んー、午後。』
「…先輩、運命ですよ。俺と午後一緒に回りません？」
『………え？？聞こえなかったワ〜』
「一緒に回りません？？？」
『…ごめーん、耳遠くなったかな？』
「絶対聞こえてますよね？」
『はは、バカ言え〜。私が嘘つくわけ無いでしょ〜？』
「…そうっすね！！」
すると不破は私の耳元で喋った。
「一緒に、回りません？」
『ッ……』
「え、まって、せんぱ、先輩照れた！？！？
やばッ……！！！写真！写真！」
『いまので台無しかな。』
「ゑ"？」
『ま、いいよ。明日は予定入っとらんし。』
「先輩の方言…！！レア！！」
『そう、だね。』
「ちょ、せんぱぃ！！もー１回！！録音出来ませんでした！！」
『そこまで私の方言に価値ないよ？？』
「？？めっっっちゃありますよぉ！」
『そーか。嬉しい限りだなー。』
キャーウレシー。
「おい！不破ァ！早く行かねぇと時間ねぇよ！！」
「えぇ〜、先輩見れるから良いじゃぁん」
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作者名：Le chat blanc | 作成日時：2023年1月15日 17時
