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「百夜優一郎は脱走兵だ総員攻撃準備!!奴らは吸血鬼の仲間だ!!」
優「えーーー!ちょ、えーー!!」
ミ「仲間がなんだって?」
優「あ、いやーー
あー、シノアどうする?」
全てを丸投げする優一郎に車から出てきたシノア隊は
シ「いや私たちこっそり戻りたかったのになに大声で名乗ってんですか」
優「え、だめだったの?」
シ「んー、だめかどうかも分かりませんがグレン中佐には考えがあるはずです
中佐!どうするんですかこれ!!」
シノアが声をあげれば後ろからグレンが車から降りてくる
グ「あー、おまえらちょっと聞け」
そうグレンが言った瞬間、すごい勢いでグレンの横へと止まるクラシックカー
そしてドアが開けばそこからは銀髪の吸血鬼が現れた
フェ「ハーイみんな!吸血鬼が襲ってきたぞー♪」
「うわぁぁあ!吸血鬼だ!」
「総員弓を構え!!撃てぇえええ!」
案の定吸血鬼の登場によりもっと場面はややこしくなり防衛兵たちが攻撃をしようと構える
何とか、説得をし自由すぎる犯人フェリドは五士、美十により拘束され引き摺られる
フェ「やーほんのかわいい冗談じゃないかー
無事誤解も解けたしそろそろこの縄外してよ」
グ「黙れてめぇは一生拘束されてろ」
グレンの額には青筋が浮かぶ
シ「まさかこんな形で渋谷に戻るとは思いもしませんでしたねぇ」
君「ほんとに吸血鬼連れてるしな」
鳴「それも三人も」
フェリドは拘束されたまま引き摺られ、クローリーは敵陣の中だというのに鼻歌なんて歌ってリラックスをしている
ミ「……歓迎されてるようにはとても見えないんだけど
ここにくるのは正しかったのか?」
『さぁ、どうだろう。
でも、一つ言えるのは柊家相手に正しいことは何も無いよ』
与「確かに…前呼び出されたときは僕と君月くん拷問されたしね」
ミ「柊家?なにそれ」
『話すと長いよ』
ミ「なら興味がないから聞きたくない……って言いたいところだけど
優ちゃん」
優「んー?」
ミ「柊家ってなに?」
優「知らん」
『うーん、聞く相手間違ってると思うなぁミカー』
シ「あはは」
ミ「全然長くないじゃん」
三「そいつは馬鹿なんだよ」
ミ「優ちゃん馬鹿にされるのは気に入らないけど僕もそう思う」
優「あ、お前ひどいぞ」
ミ「だって本当じゃん」
『本当だねー』
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イソギンチャク - 供給有難うございます。大事に読みます。 (1月13日 4時) (レス) id: e64298633c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊 月 | 作成日時:2023年12月31日 21時