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252 従者のタイギ ページ7

グレン達に続いて後を追うように車を走らせるシノア隊


運転は鳴海が、助手席には君月
真ん中には与一、三葉、シノアと座っていて一番後ろには優一郎、A、ミカエラと座っていた


そんな中ミカエラは急な発作によってAの腕から血を吸っていた

いつもとは違って腕から血を吸うミカエラ
首とは違って血の流れも遅く飲むのに時間がかかっていた
Aは今のミカエラが誰にも見られないようにただ隠すだけだった。


優「あ、渋谷だ」


鳴「おいみんな、渋谷に入るぞ」


ミ「ごめ、Aちゃんありがとう」


『うん、また欲しくなったらいつでも言ってね』


ミ「うん、ありがとう」


『…こんなに正面から入って大丈夫なのかな』


三「あぁ、ついこの間あたしたちは帝鬼軍に殺されかけたんだぞ」


シ「全然大丈夫じゃないと思いますがー、でも
グレン中佐を信じると決めたならもう行くしか無いでしょう」


ミ「あんな奴を信じるのは馬鹿だけだよ」


シ「…あ、ミカさん食事終わりました?」


優「あ、ちょっとみんな聞いてくれ」


シ「なんでしょう?優さん」


優「感じない?」


シ「……?なにがですか?」


優一郎の言葉に理解ができないシノアたち
その中でもミカエラとAは神経を研ぎ澄ましていると


ミ「あ、感じた」


『敵が来る!!』


Aがそういえば空から帝鬼軍が襲いかかってくる
急いでトランクを開けて後ろから近付いてくる敵に優一郎が攻撃をしかける


優「すげーあいつらの動き遅く見える
俺強くなってんだなぁ……」


「撃てぇ!!」


そこ掛け声と共に自分たちの乗っている車に大量の矢が向かってくるそれを優一郎、ミカエラそしてAが全て弾き飛ばす


ミ「楽勝じゃないよすごい数だ……やっぱりこれ罠だったんだ」


優「いやいやまだわかんねーだろっつか敵が弱すぎる
これたぶん首都防衛兵だ」


ミ「防衛兵?」


『あー、優ちゃんのいたとこか』


優「そうそう、街を守ってんだ」


と言えば、優一郎は車の上へと立ち上がり


優「おまえらなんで襲ってきた!!俺たちは仲間だぞ!!」


「嘘をつくな!!今日ここに仲間が来るという報告は入っていない!!

仲間だと言うなら所属を明らかにしろ!!」


優「俺は百夜優一郎二等兵!!元防衛兵所属だ!!」


優一郎が大声でそう叫べばザワザワとし出す


優「ほら仲間だってわかってくれたろ?」


『……いや、どーだろうね』

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設定タグ:終わりのセラフ , 百夜ミカエラ , 百夜優一郎   
作品ジャンル:恋愛
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イソギンチャク - 供給有難うございます。大事に読みます。 (1月13日 4時) (レス) id: e64298633c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柊 月 | 作成日時:2023年12月31日 21時

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