ずっと… 【終わりのセラフ】6

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〔死ね死ね死ね！！〕


優｢もうやめろ！俺らは戦う必要ない！！
仲間だ！！同じ実験の犠牲者！！｣


〔死ね死ね死ねぇぇぇぇ！！〕


更に早い攻撃を仕掛けてきた天使に優一郎は攻撃をかわすとそのまま天使の腰を掴み地上へと押し倒した


〔放せ〕


優｢放さない！！お前を救う！！｣


〔なにからだ、おまえらは狂ってる人間浄化しなければならない、終わりだもう消えろ〕


そういった天使はラッパを再び出現させると優一郎を攻撃しようとする


『優ちゃん！！』


すんでのところでミカエラがラッパを弾き飛ばす


ミ｢優ちゃん！！これどうするの！！｣


優｢薬で…薬で抑えられるはずなんだ！！｣


『薬は誰が持ってるの！！』


優｢仲間が＿＿＿｣


ミ｢仲間！？そんなのどこに｣


優｢ほらきた｣


優一郎がそう言うと君月が上から降ってきた


〔やめろ！！放せ人間ども！！〕


優一郎に抑えられている天使はこの後起こることに暴れる


君｢この注射で俺はお前を殺すかもしれない
この薬がなんなのか俺は知らないんだ

…でも、それでも俺は進む妹のために
死んだら許してくれ｣


そういった君月は天使の首へと注射を打つ
すると、天使は悲鳴をあげ仰向けのまま空へと高く浮かび上がる

そして悲鳴を上げていた天使の胸あたりから十字架のナイフの様なものが出て地面へと落ちる


『なに、これ…』


そして空中で浮かんでいた天使が落下してくる


それを君月が受け止めると天使だった人間の様子を見る


君｢おい、これ生きてっか？｣


優｢わかんねぇ｣


ｽｰｽｰ


『…大丈夫生きてる』


口元へと耳を寄せれば正しく呼吸する音が聞こえた


優｢おおおおやった！！おい君月やったな！！｣


君｢…ああやった｣


ﾄﾞｼｭｳｳｳｳ


周りでナニカが音を立てる
見渡してみればヨハネの四騎士が光、消えていく



フェ｢さて始まる、厄災を振りまく天使がまた1人減って
僕らの手にも1本鍵が増える
世界が激変するぞ｣

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