あなたも私もｱｲﾄﾞﾙ。(2) (ページ33)

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『この前も言ったけど……

俺、Aちゃんのこと好きなんだ。

体調悪くなった時も気づいたらAちゃんにカトク送ってた。それにメンバーには言えない自分の悩みというか本音を話せたのもAちゃんが初めてだったんだ。そんなAちゃんにいつの間にか惹かれてた。

この気持ちに気付いた時にはもう遅かったけどね…笑』

「っ、ホソク、、本当にこんな私を好きになってくれてありがと……。

でもね……」

『待って、Aちゃん。』

「えっ？」

『Aちゃんは優しいから俺を傷つけないように.
とか考えてるよね。きっと。
でもそういうのは考えないで欲しい。踏ん切りを付けたいんだ。

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だからさ、俺の事振ってくれる……？？』

「振ってくれるって、、そんな、、」

あぁ、本当に優しいのはホソクの方じゃないの？
すごく辛そうな顔してるのに。
なのに…自分を振ってくれって？

『もうはっきり言っていいんだよ。
俺分かってるからさ。区切りをつけたいの、』

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「、、、ホソク。ホソクの気持ちは嬉しいけど、やっぱり私はナムジュンが好きだし、ナムジュンしか居ないと思ってる。だからホソクの気持ちには応えられない、ごめん。」

『うんうん。はっきり言ってくれてありがとう。
Aちゃんらしいよ。
俺とまた友達で居てくれる……？？？』

無理やり作った笑顔で私に問いかけてくる。
そんなの答えは1つしかないじゃんか。

「もちろん…！一緒にコラボするって約束したでしょ？？これからもよろしくね、、！」

『こちらこそ。困らせてごめん。
ナムジュンと仲良くね？』

「うん^^」

『映画の主題歌終わったら作業しようね。』

「そうだね～！楽しみにしておくよ。」

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少し前までの関係

いわゆる "友達" に戻れたの…かな。

そう、これでいいんだ。

ホソク、あなたは本当に強くて優しい人だよ。