あなたも私もｱｲﾄﾞﾙ。(2) (ページ27)

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綺麗なキッチンを借りて、お粥を完成させる。
きっと忙しいから、自炊する暇も無いんだろうな…

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寝室の方まで戻ると、

あれれれれ、ホソク寝ちゃってる…
でも、薬飲ませたいし起こすしか…
睡眠の邪魔してミアネ…

「ホソク……ホソク、起きてっ、」

『んー、、』

「ほーそーくー」

『んーんーんー…』

「ぶっww ねぇ、起きて」

『んー、Aちゃん…？？』

「お粥作ったよ。少しだけでも食べて欲しいな。
そしたら薬飲めるし、楽になるはず…」

『あぁ、ありがとう…』

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『ご馳走様でした…！』

「いえいえ、結構食べてびっくりw」

『いや、凄い美味しかった……料理も出来るなんてAちゃん何でも出来るじゃん』

「褒めても何も出ないよ～」

『なんかほんとナムジュンに悪いな、、』

「ナムジュンは分かってくれてるから何も気にしなくていいんだよ。

ほら、早く薬飲んで！」

『はーい、、』

「よし、おっけい！
じゃあ、片付けてくるね。
ホソクはもう寝てください。はい布団。」

ホソクの顔の近くまで布団を被せる。

『うえ、苦しい、、』

「あ、ごめん笑おやすみなさい～^^」

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きちんと鍋やらを片付け、大きいのに中身はすっからかんでどこか寂しさを感じる冷蔵庫には、ゼリーやスポーツドリンクを補充しておく。熱さまシートもね。

「よし、帰ろう…」

最後にホソクに声をかけようとまた寝室に戻ると、
やっぱり寝ちゃってるみたい。

ベットの近くまで行ってみると、さっきまでの苦しそうな表情はしていないから少しは良くなったのかな.

「ホソク、私はもう帰るね^^
今日はお疲れ様。ゆっくり休んで！」

あ、寝てるんだった。
寝てるんだから返事かえってこないか。

謎の自問自答をし、ホソクのマンションを出ようとすると

,

'ﾊﾟｼｯ' と私の腕をホソクに掴まれる。

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「ホ、ホソク？どうしたの…？？」

なにかが違うホソクの雰囲気に困惑していると

『ねぇ、Aちゃん』

いつもより低く、だるそうな声で私の名前を呼ぶ…