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「んん〜…」
目が覚めて、体を起こすと何やら違和感。
…そうだ。昨日ソファで寝ちゃったんだ。
「シャワー浴びよ…」
立ち上がるとはらりと落ちるブランケット
……でも待てよ？私、自分でかけた覚えないぞ。
てことは…
「みっくん……？」
避けてるくせになんでこうやって優しくするんだろう。
……ほんとずるい。
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「あ〜、さっぱりした〜」
シャワーを浴びてリビングに戻るとテーブルの上に置かれた１枚の紙が目に入る
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今日は雑誌の取材を受けに都内に行ってくる。
晩飯はその記者と済ましてくるから。
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そっか。みっくん今日は都内でお仕事か…
「って、こんなことしてる場合じゃない！！」
そうだ。今日も熊さんのところへ行かなきゃいけないんだ。
急いで準備をして、家を飛び出た。
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『やらんと言ったらやらん！』
「そこをなんとか！お願いします！」
予想通り、今日も熊さんは教えてくれる気配がない。
『ええい、しつこいぞ。昨日も断っただろう』
「どうしてもドライフルーツを使いたいんです！」
『お前のような小娘に教えるものはない！』
「お願いします！」
またピシャンと閉められてしまう扉
ここまでハッキリ断られるとさすがに凹むわ…
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「はぁ…」
今日は諦めて、明日来よう…。
そう考えながらとぼとぼ歩いていると…
「優愛ちゃん」
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「藤ヶ谷さん！？」
まさかの藤ヶ谷さんがいた。
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「どうしたんですか！こんな所で！」
「ふふ、優愛ちゃんに会いたくなったから来ちゃった」
あ、やばい。この王子様スマイル。
「今日はお仕事ないんですか？」
「うん。ついでに別荘見に来たの」
「へ〜…って別荘！？」
「ここから歩いて5分くらいのところにログハウス調の別荘があってさ。いい感じの広さだったから買っちゃった」
「買ったんですか！？」
「そうそう。昨日クリーニングが終わって、今日家具とか搬入してもらったから確認しにきた」
「な、なんでここに別荘を…？」
「ここの空気美味しいし、自然いっぱいで癒されるんだよね。」
何より優愛ちゃんがいるしってまた王子様スマイルをかましてきた
なんだろう。このストレートに伝えてくれる感じ凄くキュンとする
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Luna(プロフ) - ななこさん» そう言っていただけて嬉しいです(´;ω;｀)続き、頑張って書いていきますね(^^♪ (2021年1月15日 9時) (
レス) id: d265409c6e (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - 読んでてすごく楽しいです！続きも楽しみにしています♪ (2021年1月14日 21時) (レス) id: 6f285e02f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Luna | 作成日時：2020年12月28日 12時
