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「ただいまぁ〜」
「おう…ってなんだこの荷物」
みっくんが驚いた表情で私の荷物を見る
そりゃそうだよね。こんな大量の野菜と果物を持って帰ってきたんだもん
「いや〜なんかお客さんたちがお菓子作りに使ってって破棄する予定だったものをくれてさ」
「にしてもこの量…。意外と破棄されちまうものって多いんだな」
確かに。まだまだ食べられそうなものばかりなのに。
「宮田夫婦にあげるか?」
「んーん、さっき送ってもらった時にもう日葵さんに渡した」
それでもこんなに残るのかよ…って呆れているみっくん。
私はすぐにダメになりそうなものだけを冷蔵庫にしまっていく。
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「今日はご飯何にしよっか。みっくんなにか食べたいもの…「おい」」
「え?」
話を遮られ、後ろを振り向くと何やらむすっとしているみっくん
「なに〜?」
「これ…どこで貰った?」
そう言うみっくんの手には藤ヶ谷さんの名刺
「あ〜、今日来てくれたお客さんだよ。なんかお菓子を試食したら私に仕事の話がしたいって言ってて、明日会う予定なんだ〜」
そういえば場所とか時間とかを聞くために後で電話しなきゃいけなかったんだった
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「こいつ。俺が都内まで挨拶に行った会社の社長だよ」
「へ〜…って、えええ!?」
あの都内でホテルとか旅館とかを何個も経営してるって人!?
そんな偶然ある!?
「そ、そんなすごい人が私に仕事の話なんて…どういうことだろ…」
「しらね。つか明日ってどこで会うつもり?」
「まだ決まってないから、あとで電話で聞いてみようかと……」
私がそう言うと何やら考え込んでいるみっくん
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「うちに呼べ」
「はい?」
「だから、そいつをうちに呼べって」
「なんで?」
「いいから」
「ええ〜…?」
文句を言おうとするとジトっと睨まれたから、大人しく言うことを聞くことにした
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その後すぐに藤ヶ谷さんに電話したけど、みっくんが部屋から出てってくれず
何故かみっくんの目の前で電話をさせられた。
……なんか威圧感が半端なくて無駄に緊張した気がする
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「優愛、もっとこっち来いって」
「ちょっ…待ってよ」
ご飯を食べ終え、それぞれお風呂に入っていつも通りベッドに入る
もう一緒に寝るのが当たり前みたいになってるな
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「おやすみ」
「おやすみなさい」
そうして眠りについた
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Luna(プロフ) - ななこさん» そう言っていただけて嬉しいです(´;ω;`)続き、頑張って書いていきますね(^^♪ (2021年1月15日 9時) (レス) id: d265409c6e (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - 読んでてすごく楽しいです!続きも楽しみにしています♪ (2021年1月14日 21時) (レス) id: 6f285e02f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Luna | 作成日時:2020年12月28日 12時