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第零話「番外編!いい加減にしろ?キコエナイナー←」 ページ12

【#5「ロッカーの中身はなんでしょな?」】

No side




in.武装探偵社

太「いきなり掃除係を命じられて不満かい?敦君」

太「だが 社の清掃だって立派な仕事の一つなんだよ」

太「だからね」


太「社員達の私物ロッカーの中だって掃除しないと!気は進まないけど仕事だからしょうがないよねヒャッホウ!」


敦(ワ ク ワ ク し て る ! !)


私物ロッカーとは。

僕達、武装探偵社員達に各々与えられた収納スペースである!

勿論、勝手に開けるのはマナー違反だ!

敦「だから!人のロッカー開けちゃダメでしょ!太宰さん!」

敦「プライベートな場所なんですから。怒られちゃいますよ」

あけようとする太宰を必死に止める敦。

敦「大体何時も与謝野医師(せんせい)のロッカー赤い液体が漏れ出てて怖いんですよ」

太「医者なんだからそういうこともあるだろう」

敦「医者だから全て許されると思ったら大間違いですよ」

太「ほら 掃除のおばちゃんだって男子トイレというプライベート空間に入ってくるだろう?」

敦「それは仕事だから!!」

太「そうそう 私達も今日は社の掃除が仕事だから開けてもいいんだよ」

敦「あぁ〜なるほど」










敦「いや やっぱおかしいですよ!勝手に開けちゃ!」

太「良いんだよ!私はさっさと皆のロッカーの中が見たいの!!!」

敦「清々しいほどの本音!」







太「さぁ 先ずは国木田君のロッカーから♪」

敦「うぅ…良いのかなぁ」



-中身-

・カレンダー×3
・貼り紙何枚か
・ノートや本類等



敦太「………。」


太「まぁ…予想通り…」

敦「いやよくよく見るとおかしいですよ何でカレンダー二個も三個も並べてんですか」

太「この辺とか国木田恥ずかしポエム集なんか期待してたのに…」

太宰が適当に引くと、「マル秘 俺の理想」と書かれたノートが…。

太「おや?それっぽいのが!」

敦「恥ずかしそう!」

その先は……

「真面目で勤勉な太宰にする方法」

敦(違う感じの出てきた!!)

太「これは禍々しい…」

太「掃除係してちゃんと捨てておかなければ…」

敦(闇に葬ろうとしてる!!)

太「これで良し…と」

敦(葬った!)

太「さぁ 次は乱歩さんのロッカーだ」

敦「まだ続けるんですね」

第零話「続き」→←第五十二話「う……うさぎ!」



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作者名:霧雨柊月×ルルミ | 作者ホームページ:霧雨柊月  
作成日時:2018年11月16日 18時

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