120 ページ22
レ「ミカ?」
ミ「この人間も死んだ、自〇だ」
相「…こいつ本当に…」
ラ「でもなぜ自ら死ぬ?バカなのかこいつら?」
レ「そんなことより…
ここの状況はどうなっている?この地はルカル・ウェスカー様とメル・ステファノ様が治める比較的大きな集落だったはずだが」
レーネは地面に手を置くと不自然に散っている砂を手にする
レ「…吸血鬼が殺されている
こいつら人間がやったのか?」
ラ「まさか、貴族の方々を人間どもがどうにかできるとでも?」
「おい!地下の吸血鬼も全滅しているぞ!!」
「どういうことだ!」
「飼ってた人間どもによるとステファノ様は軍服を着た人間の集団に殺されたらしい!!」
地下を見ていた吸血鬼達が騒ぎだす
ラ「マジかよ…貴族だぞ?なんか今回の任務妙なことになってきてるな緊張した方がいいかね」
レ「まぁ…たかが人間相手とはいえ戦地だからな
とりあえず移動しよう、ここから1番近い貴族のいる場所は…『名古屋市役所』だ」
名古屋市役所という単語を聞いた相原は目を見開く
パチッ
すると目の前にいたミカエラの首筋にナイフを当てる
相「おまえら動くな!!動くとこいつを殺す!!」
ラ「あーん?そいつまだ生きてるぞミカ」
レ「捕らえろミカ情報を聞く」
相「動くなと言っている!!こいつが死んでもいいのか!!?」
ラ「はは、なんか勘違いしてるぞあいつ
別にミカが死のうが生きようがどうでもいいんだけど」
ミ「……なぜ動いた?」
ミカエラは小声で相原に問う
相「……百夜優一郎二等兵はいま『名古屋市役所にいる』Aという名前に聞き覚えはないが思い当たる子が1人いるその子も名古屋市役所だ
だがいまお前らに行かれたら2人を含む人間たちは皆殺しにされる
だから…行かないでくれ」
ミカエラは首の前にあった相原の腕を掴み面と向かう
ミ「…なぜ僕を信じる?」
相「うちの新入りを優ちゃんと呼んだ、それに賭けることにした
さあ優一郎を守れ、吸血鬼どもを市役所に行かせるな
私を___」
213人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みぞれ(プロフ) - 柊さんの小説にハマってしまってご愛読させてもらってます!ミカと夢主の関係がとっても大好きです!質問なんですが優一郎の成り代わりの小説でiDを書かないと見れない状態ですがiDを教えていただけませんでしょうか? (8月2日 19時) (レス) id: 9b3205f0ca (このIDを非表示/違反報告)
柊 月(プロフ) - まとめてのお返事になりますが、コメントありがとうございます。お話が好きだと言ってくれてとても嬉しいです。自分なりに時間を見つけゆっくりと更新出来たらなと思ってますのでどうかこれからもよろしくお願いします✨ (2022年10月22日 10時) (レス) @page50 id: 7c279692c1 (このIDを非表示/違反報告)
うみうみ - この作品めっちゃ好きです!応援しております!! (2022年7月12日 3時) (レス) @page45 id: 615b42b25b (このIDを非表示/違反報告)
◎SaE(プロフ) - 応援してます (2022年5月19日 18時) (レス) @page42 id: 522d62b950 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - 私、最近終わりのセラフを知ったのですが、凄く気に入りました‼️特に夢主さんとシノアさんが大好きです!!!このお話もとても楽しませてもらっています。ゆっくりで無理せず更新頑張っていただけると嬉しいです!!!応援しています✨ (2022年4月30日 21時) (レス) id: 19510e3ea2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:柊 月 | 作成日時:2021年10月4日 0時