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グシャリ
ミカエラは持ち上げていた相原の腕を握りつぶす
相「ぎゃあああ!!」
あまりの痛さに悲鳴をあげる
ラ「おーおー、手を握り潰しやがった」
相「あああああ…!!」
ミ「他の仲間は自決したなのにおまえは違う無様に生き残って逃げようとしているその段階でおまえはもう仲間を裏切ってる」
相「ぐ…ぐぐぐぐ……」
ミ「つまり死にたくないんだろう?醜い人間が
なら情報を話せ仲間を売れ
ここを襲った人間どもは今どこにいる?」
相「……し…死にたくない!!殺さないでください!」
ドカッ
声を荒げる相原を容赦なく蹴り飛ばす
相「がはっ!」
ミ「死にたくなければ言え」
血に咳き込む相原
相「…い、言ったら、言ったら殺さないでくれますか?」
ミ「…ああ全部言えばね」
相「に…日本帝鬼軍の部隊50人は自動車博物館を襲おうとしています!!
貴族ゼイン・リンドウ殺害計画です!!」
相原の言い放った言葉にラクスとレーネは目を見開く
ミ「ゼイン・リンドウ…知ってるか?」
ラ「おまえこそ知らねーのかよ第十七位始祖の貴族だぞ」
レ「しかし…貴族の名前や居場所までバレているのかこれはいよいよまずいことになってきたな」
ラ「救援に行くべきかな?」
レ「情報を知って行かなかったとなれば問題になるだろう
行くぞミカ、ラクス」
ミカエラは寝転んでいる相原に顔を向ける
相「……うまくいったな、だが最後にもうひとつ頼みを聞いてくれ
私を…殺せ
拷問されて…口を割る前に私を…」
ミ「いい気になるな人間死にたきゃ自分で死ね」
相「自決は出来ない…死ねば私が言った情報が疑われる、だが…お前が殺してくれれば…」
ミカエラはその言葉を無視し歩き出す
レ「ああその人間も連れてこい他にも情報を…ん?」
相原は立ち上がりミカエラに弓矢を向けていた
相「も…もう嫌!!どうせそうやって最後には殺す気でしょ!!殺されるくらいなら1匹くらい道連れに……!!」
ミ「……馬鹿が」
ザシュッ
ミカエラは振り向き相原に剣を振るう
相「助かった…ありがとう」
相原血を吐いて倒れる
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みぞれ(プロフ) - 柊さんの小説にハマってしまってご愛読させてもらってます!ミカと夢主の関係がとっても大好きです!質問なんですが優一郎の成り代わりの小説でiDを書かないと見れない状態ですがiDを教えていただけませんでしょうか? (8月2日 19時) (レス) id: 9b3205f0ca (このIDを非表示/違反報告)
柊 月(プロフ) - まとめてのお返事になりますが、コメントありがとうございます。お話が好きだと言ってくれてとても嬉しいです。自分なりに時間を見つけゆっくりと更新出来たらなと思ってますのでどうかこれからもよろしくお願いします✨ (2022年10月22日 10時) (レス) @page50 id: 7c279692c1 (このIDを非表示/違反報告)
うみうみ - この作品めっちゃ好きです!応援しております!! (2022年7月12日 3時) (レス) @page45 id: 615b42b25b (このIDを非表示/違反報告)
◎SaE(プロフ) - 応援してます (2022年5月19日 18時) (レス) @page42 id: 522d62b950 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - 私、最近終わりのセラフを知ったのですが、凄く気に入りました‼️特に夢主さんとシノアさんが大好きです!!!このお話もとても楽しませてもらっています。ゆっくりで無理せず更新頑張っていただけると嬉しいです!!!応援しています✨ (2022年4月30日 21時) (レス) id: 19510e3ea2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊 月 | 作成日時:2021年10月4日 0時