題名のない物語 (ページ4)

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No.４ページ4

俺は伊野尾さんを会社の下にあるカフェに連れて行った。

髙木「ここだけど…」

ガチャガランガラン

有岡「いらっしゃいませ。って髙木！」

髙木「よ！」

有岡「え！伊野ちゃん？」

伊野尾「何で？大ちゃんが？」

有岡「俺はここで働いてるの。てか髙木、伊野ちゃんと知り合いだったの？」

髙木「伊野尾さんは今日から、俺の会社に入ったんだよ。つか、有岡くんは伊野尾さんとどういう関係？」

有岡「ただの、高校からの同級生。たまに一緒に飲みに行くの。」

伊野尾「へーそうだったんだ。」

有岡「立ち話もあれだし座って。座って！」

髙木「ここで、いいですか？」

伊野尾「あ。はい…」

有岡「だから、髙木も伊野ちゃんもお互いのことタメ口でいいよ。ね？2人とも」

伊野尾「え？俺はいいけど…髙木さんはいい？」

有岡「伊野ちゃんも髙木さんじゃなくて「髙木」でいいの。」

髙木「別に大丈夫ですけど」

伊野尾「あの一つ質問してもいいですか？」

髙木「なに？」

伊野尾「髙木って彼女いるんですか？」

髙木「ぶほぉ…」

俺は思いっきりむせてしまった

つうか急にあんな質問する？

アイツのせいだろ？

有岡「大丈夫。髙木？」

髙木「う、うん。」

有岡「コイツね見た目が怖いから彼女いない永遠の独身」

髙木「その言い方ひっど。」

伊野尾「ぷぷっ…」

髙木「ちょっ伊野尾くん笑わないでよ。」

有岡「だいぶ、仲良くなったね。」

ここで向こうから走ってくる音がした

八乙女「こらー。たかき～。新入社員を連れて遊んでいるんじゃない！」

髙木「やべっ。伊野尾くん走るよ。」

伊野尾「ほぇ？」

俺は伊野尾くんの手を繋いで走った。

この後課長からめちゃくちゃ怒られたけど…

俺はこの後たくさん仕事して家に帰った。