・thirtyeen ページ15
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遠足に来た子供みたいにキョロキョロしていると、どうやら目的の場所についたらしい
イ「ここでござる」
すると、イデア先輩がマジカルペンを出して
…インターホン？みたいなとこをちょこちょこっとしてた
『？今のはなんですか？』
イ「今のは防犯システムみたいなもので…
他の寮生達は自分のマジカルペンをかざして自分しか入れないようになってるんだけどお主は魔力がないだろう？」
『うぅ…はい』
イ「別に責めてるわけではないのでござるが…
だから、君の気配を登録したんだ」
気配…、？…なるほど(？)
イ「拙者の魔力を使ったから僕も入れるっちゃ入れるけど、陰キャの僕が自分から絡みに行くことなんて天地がひっくり返ってもないからあ、安心して…」
うわぁ、先輩(ﾄｩﾝｸ)
『さすがイグニハイドって感じですね！しかもそんなちょちょいってやっちゃうなんてすごいです！！今めっちゃ感動してます！！』
この世界の人たちにとって魔法なんて当たり前のことかもしれないけど、やっぱりすごいものはすごい
イ「ひぇぇ！陽キャこわひ！す、すごいなんてそんな…こんなことできて当たり前だし僕なんかよりすごいやつなんていっぱいいるし…あ、もしかして気を使ってくれたのか。そうだ、そうじゃなかったら僕を褒めたりなんてするわけないよな、何自惚れてんだよ」
ひぇぇぇ、自己肯定感の低さ！
それでも様になってしまうのがイケメンである
『気を使ってなんかいません！本心です！先輩はすごいです！すごくなかったら寮長なんてやってられませんよ！』
するといつもは青白い先輩の顔に花が咲くように朱が刺す
イ「せ、拙者を褒めるなんて、お主随分変わり者でいらっしゃる…す、すごい、か…でっﾃﾞｭﾌﾌ」
可愛いの暴力では？！？！？！
なんだこの生物は(半ギレ)
イ「はっ！じ、じゃあ拙者はこれで失礼するでござる」
と、見られてることに照れたのか足早で帰っていった
いい匂い()
________________________
シリアス目でやってたのにいきなりギャグぽくなって申し訳ない…
次はまたシリアスに戻るのでご安心を
お気に入り登録ありがとうございます！
ぜひ、評価も…(ｺｿｯ
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屑☆餅(プロフ) - 胃がキリキリするほど面白いです！！！(どういうコト？)監督生はよしんばどっちも行けるやもしれん(どういうコト？) (2021年9月5日 9時) (
レス) id: ac82cc5755 (このIDを非表示/違反報告)
無音 - 面白いです！ 監督生は、悪女にしないでください。 お願い致します。 (2021年8月26日 3時) (レス) id: f051628265 (このIDを非表示/違反報告)
団子(プロフ) - 初めまして！ 一番右の星を『すごく面白かった！』ではなく『ものすごく神ってました！！』にしたいです！！ 面白いとか、そういうジャンルじゃなくて．．．神なんだよっ！ (2021年3月13日 18時) (レス) id: 6f0a028800 (このIDを非表示/違反報告)
織姫 - 初めて見に来ました！読んでいて「もっと読んでいたい！」と思いました！これからも頑張ってください！応援しています。 (2020年10月29日 18時) (レス) id: c6d91494f3 (このIDを非表示/違反報告)
クリス - この話でヴィルさんが好きになりました (2020年10月4日 20時) (レス) id: 7a49d7f7f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごみるく。
| 作成日時：2020年5月20日 23時
