妖 祓 い

第１５話　非リアは二次元に生きるべし ページ17

色彩side







は？

いや意味分かんないんだけど…


中二病っぽい海賊のコスプレ(完成度はまあまあ)を獅亜に褒められて、耳まで真っ赤になった天然パーマの銀髪こと坂田銀時。

何？獅亜に気でもあるって言うの？
まあ…確かに今の元気っ子スマイルは赤面ものだけれど。






もしかしてこの天パ…落ちやすいやつ？めちゃくちゃチョロいやつ？




と言うより…年下にも程があるんじゃないかしら？
生気を燐に感じ取ってもらったけど…大体二十代後半よ。

なのに…約十程違う少女に赤面するとか……幼女じゃないけどロリコンの部類に入る…？




獅亜「あっれ？おーい、天pｺﾞﾎﾝｯ…銀時ー？生きてるかー？」

銀「あ、あぁ…てか名前…」

獅亜「え？銀時だろ？」

銀「そ、そうだけどよ。そう言う意味じゃなくて…いや、やっぱいい」

獅亜「んだよ〜！最後まで言えってー！」




イチャついてんじゃねーぞ糞リアが←


あら、口が悪いって？ごめんなさいねーｵﾎﾎﾎﾎｯ



とまぁ…目の前でイチャつくコイツらをまとめて塵にしそうなので、なんとか会話を遮り本題にうつさせた。

まあ…天パはなんか口元を抑えて俯いてたけど……。
そして獅亜はと言うと…ヘラヘラいつもと変わらず笑ってた。








……無自覚な天然程恐ろしいものってあるかしら？



　



獅亜「なんだ？早く話しようぜ！」

色彩「そうね、早くしましょ。じゃないとそこの天然パーマが死んじゃいそうだから」

銀「お前ちょっと黙ってくんない？？？」




黙るのはアンタよ糞天パ←

第１６話　祓うのはけっこう疲れる。→←第１４話　理由を教えてくれなかったら結構気になる。

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