検索窓
今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:50,135 hit

はち ページ9

気がつくと私は知らないところにいた。

ここは…どこ?

手首と足首を見ると手錠がかけられ、身動きが取れない状態だ。
周りを見ると暗闇が広がっていた。
そしてベッドの上で拘束されている私。
ここがどこかも分からずに拘束されている私は恐怖を感じた。

?「…A」

耳元で突然囁かれ、私は声が聞こえた方を振り向く。
そこには笑みを浮かべたうらたさんがいた。

うらたさん…なんで…

う「ふふ、怯えてるの?大丈夫だよ」

うらたさんはそう言うと私のことを押し倒してきた。

う「どうしてそんなに怯えた顔をするの…?
可愛い笑顔が俺は見たいのになぁ???」

こんなのうらたさんじゃない…!!!

私はうらたさんのことをまだ全然知らない。
でも私はこいつがうらたさんじゃないと思った。
うらたさんは優しい人。
こんな怖い人なんかじゃない。
私はそう思った。

う「ふふ、かーわい」

助けて…うらたさん…センラくん…

そんなことを思っていると彼は私のおでこにキスをしてきた。

う「…ねぇ、もっとしてもいい?」

そのキスはどこか優しさを感じた。
この優しさがどこからなのかわからない。

…ろ

どこからか声が聞こえる。
誰かが私を呼んでいる。

…きろ

A、起きて。

「…っは」

う「あ、やっと起きた。うなされてたけど大丈夫…?」

さっきのは…夢…?
夢にしてはキスされた時の感覚というか…そこが凄くリアルだった。
…てか私うなってたのか…

「まぁ…ちょっと怖い夢見ちゃいました」

ちょっとどころじゃなかったけど。
でもあまり心配はかけたくないよね。

う「そっか。それじゃあ今日は夢のこと忘れられるぐらい楽しいことでもしよっか?」

そう言って私の頭を優しく撫でる。
気持ちよさにまた寝てしまいそうになるが、他人の家で二度寝は流石にいけない。
しかもお誘いもされているのだ。
二度寝なんざしてられない。

「なに…しましょうか」

しかし 楽しいこと と言われても何も思いつかない。
私が楽しいと思えることなんてあまりない。
絵を描いている時とかセンラくんと話している時ぐらいだ。

う「そうだねぇ…まぁ、とりあえず布団から出ようか」

その後洗顔等を済ました私達は朝食も済ませ、今は昼過ぎ。
その間は2人で仲良く好きな漫画のキャラを語ったりなどをした。

うらたさんと一緒にいると凄い楽しいな。

私はいつからかそんなのことを思っていた。
そして私はどんどんうらたさんに落ちていった。

きゅう→←なな



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (116 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
322人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

夢月 - うらたんかわいいです!それにかっこいい!!裏表のあるうらたんいいですね〜!!続き楽しみに待ってます! (2018年10月2日 1時) (レス) id: 3341f5a27c (このIDを非表示/違反報告)
死神 - (。∀°)すご〜い  ←ありがとう→ (2018年9月21日 0時) (レス) id: 56c6f4a6d8 (このIDを非表示/違反報告)
ぽっちゃり娘 - うらたさんめちゃかわいいくて反則すぎ...!続きめちゃくちゃ気になる!!更新楽しみにしてます! (2018年9月3日 20時) (レス) id: d40d15ff7a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひーらぎ | 作成日時:2018年8月31日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。