検索窓
今日:9 hit、昨日:5 hit、合計:50,096 hit

ページ3

帰る支度を終え、校門に向かうと仲良く話している2人組を見つけた。

「ごめんなさい…お待たせしました」

せ「ええよ。あ、この子が俺と同じクラスのAちゃんね」

「あ、Aです」

う「初めまして。俺はうらたです。俺のことは好きなように呼んでいいよ」

「え、あ、じゃあうらたさんで」

う「俺は呼び捨てしてもいい?」

私は小さく頷く。

う「Aよろしくね」

せ「よし、ほな帰りましょ」

うらたさんのあの笑み…なんか怖かったな…
て失礼なこと考えちゃだめだ。

その後一緒に3人で帰り途中でセンラくんと別れて今はうらたさんと二人っきり。
何故会ったばかりの人と二人っきりなんだろうと疑問に思ってしまう。
凄く気まずい…てっきりセンラくんと同じ方面だと思っていたのに…

う「ねぇ」

「…!はい」

う「この後暇?」

「まぁ…暇ですね」

う「俺ん家来ない?」

「え、突然とか迷惑じゃ…」

う「大丈夫だよ。今日家族いねぇし」

「…なら、お言葉に甘えて…」

う「…」

そしてやってきましたはうらたさんのお家。

う「さ、入って?」

「お、お邪魔します…」

う「俺の部屋そこの階段上がった一番奥だからそこで待っててね」

「は、はーい…」

男性のお家とか初めてでなんか緊張するなぁ…

そして私は早速うらたさんの部屋に入った。
部屋の中は綺麗に整頓されてあった。
男性の部屋は散らかっているイメージがあったので少し驚いた。
私は鞄を隅に置き、ベッドに座る。
私の家はベッドではなく敷布団なので少しテンションが上がった。
足をぶらんぶらんさせながら遊んでいるとうらたさんに 何してんの… と言われてしまった。

「う、うらたさん…これはですね…あの、ごめんなさい」

う「いいよ別に。お茶しかなかったけどどうぞ。あと適当にお菓子」

「あ、ありがとうございます」

今思ったけれどなんで会ったばかりの人の家にいるんだろう。
なんか考えちゃいけない気がする。

う「ねぇねぇ、センラとは仲良いの?」

「まぁまぁ…?」

センラくんとは1年からの友達で1、2年とも同じクラスだった。
私の数少ない友達で私の中ではセンラくんが1番仲いい感じだ。

う「…センラとは付き合ってるの?」

少し真剣な顔をしたと思ったらなんてことを聞いてきたんだうらたさん。

「付き合ってないですよ?」

私がそういうとうらたさんは何故かほっとした表情だった。
そのほっとした表情が少し可愛いなって思ったのは内緒。

さん→←いち



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (116 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
322人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

夢月 - うらたんかわいいです!それにかっこいい!!裏表のあるうらたんいいですね〜!!続き楽しみに待ってます! (2018年10月2日 1時) (レス) id: 3341f5a27c (このIDを非表示/違反報告)
死神 - (。∀°)すご〜い  ←ありがとう→ (2018年9月21日 0時) (レス) id: 56c6f4a6d8 (このIDを非表示/違反報告)
ぽっちゃり娘 - うらたさんめちゃかわいいくて反則すぎ...!続きめちゃくちゃ気になる!!更新楽しみにしてます! (2018年9月3日 20時) (レス) id: d40d15ff7a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひーらぎ | 作成日時:2018年8月31日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。