じゅうはち ページ19
私は昔から人見知りだったため知らない人の前では凄く緊張してしまうのだ。
そして坂田さんと少し話をして優しそうな方だなと思った。
凄く優しい声でキラキラな笑顔をしていて明るいムードメーカー的な存在だと思った。
なんか、仲良くなれそう。
そう思えた。
でも後であんなことを言われるとは思ってもなかった。
あれから3人でゲームをして楽しい時間を過ごした。
外はもう暗くなっており、今は3人とものんびりしている。
坂田さんと話していて同級生ということを知り、今は坂田くんと呼んでいる。
坂田くんは本当に話しやすくて人見知りの私でもすぐに仲良くなれた。
家デートってあまりすることなかったな…
今度はちゃんとしたデートしよう。
そんなことを思っているとうらたさんが立ち上がりリビングを出ていった。
私はどうしたんだろうと不思議そうにしていると坂田くんが私の隣に座ってきた。
疑問に思った私は坂田くんに どうしたの と言うと坂田くんは少し間をあけて話し出した。
さ「会って初日に言うことやないかもしれんねんけど…僕さ、Aのこと好きになっちゃったんよ。えっと、一目惚れってやつやな…」
突然の告白で私は頭が真っ白になる。
さ「うらさんじゃなくて俺にしない？」
そう耳元で囁かれビクッとする。
さっきまでの優しい声ではなく、低い声でそう言われた。
坂田くんは私をうらたさんから取ろうと思っているのだ。
私は別に美人でも可愛くもないのに何故2回も告白をされているのか不思議で仕方ない。
「わ、私には…うらたさんがいるから…」
そう言うと坂田くんは私の後頭部を抑えながらゆっくり押し倒す。
さ「うらさんより幸せにできる自信あるで？
あと気持ちよくできる自信もある」
「申し訳ないけど坂田くんとは付き合えないよ。ごめんね。私はうらたさんともう付き合ってるし…「なんで…」…え？」
さ「なんで…？Aはまだうらさんのこと何も知らない…あの人の本性を何も知らない…僕どうなっても知らんからね…後悔しても…恐怖で泣いても…助けへんからね…」
「…うらたさんの本性を知っても私は多分嫌いにはならないと思う。後悔もしない。泣くことは…あるかもしれないけど…でも私はずっとうらたさんと一緒にいたいなって思ってるから」
知らないうちに私はそう放っていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 322人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夢月 - うらたんかわいいです！それにかっこいい！！裏表のあるうらたんいいですね〜！！続き楽しみに待ってます！ (2018年10月2日 1時) (
レス) id: 3341f5a27c (このIDを非表示/違反報告)
死神 - (。∀°)すご〜い ←ありがとう→ (2018年9月21日 0時) (レス) id: 56c6f4a6d8 (このIDを非表示/違反報告)
ぽっちゃり娘 - うらたさんめちゃかわいいくて反則すぎ...!続きめちゃくちゃ気になる！！更新楽しみにしてます！ (2018年9月3日 20時) (レス) id: d40d15ff7a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひーらぎ | 作成日時：2018年8月31日 2時
