【Splatoon】お前を倒すのは俺だ。 (ページ5)

今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:8,852 hit

Splash 5 ページ5

『｢勝ったーーー！！！｣』

｢ふぅ...｣

｢……｣

無事に１戦終えてロビーに出た。

『なんか喉乾いちゃったから、自販機でなにか買ってくるね』

ここから一番近くの自販機に行こうと一歩踏み出したら、｢おいA！｣という耳が痛くなるような声が聞こえた。

『...？だ、誰？』

｢...こいつ、さっきのローラー｣

『えぇ…？』

リョクさんはそれを言ったきりじぃっとローラー使いを見つめるだけで、他に何も言わなかった。

ローラー使いは私を指さしていう。

｢てめえ、手紙は読んだはずだ。
なんでほかのヤツと試合してやがる！｣

手紙…てことは……

『まさか…2枚目の手紙はあんただったの？』

｢はぁ？2枚目ってことは...他にも決闘申し込んだやつがいたのかよ｣

『まぁ、、』

｢つうか話を逸らすんじゃねえ！
今すぐ勝負だ！｣

『ひぇぇ…只でさえリョクさんとの試合があるのに……？』

ローラー使いはそれを聞いたらピタリと止まった。

｢リョク…さんって……あのチャージャー使いで一番の！？この人が!!!?｣

｢……そうだ｣

｢マジすか!?俺超ファンなんすよ！サインください！！｣

｢そういうのは遠慮しｔ｢俺こうたって言うんすよ！名前も書いてくださいね！｣…あ、あぁ｣

｢『(……リョクさんが押されてる)』｣

私とミマリは2人の噛み合わない話をただただ聞いていた。

✱✱

｢で｣

『……なに？』

｢なんでお前なんかがリョクさんに決闘申し込まれてんだよ。逆だろ？お前が申し込んだんだろ！｣

『なんでそうなるのよ！話わかんないなぁ！』

｢…俺が決闘を申し込んだのは事実だ｣

｢えぇっ！？｣

｢俺はチャージャーNo.1だと言われてるが、こいつに勝てたことは無い。そんなものただ他人につけられた上辺だけの名に過ぎない｣

｢え...そ、そうなんすか？｣

｢あぁ＿＿だから勝ちたい。
俺が無敗のこいつを、初めて倒した人間になってチャージャーNo.1を名乗りたいんだ｣

そういうリョクさんにこうたは黙った。

リョクさんといつ、銃口を交えたかは覚えてないけど＿＿＿＿

その気で来るなら私も本気で頑張ろうと思った。

｢だからお前。今は諦めて...｢嫌です｣...は？｣

｢嫌です｣