【HQ!!】神様に逆らった結果、ハイキューの世界に送り込まれました ぱーと２

逆らった９５回目 ページ45

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及｢Aちゃんの部屋いい匂い…!!｣


｢山口、その布団そこ敷いて｣


及｢やっぱり女の子だね、ぬいぐるみたくさん！｣


山｢あれ？もう１個敷かないの？｣


｢及川さんは直で地べたに寝てもらうから｣


山｢でももうベッド入っちゃってるけど｣





ナンダッテ





及｢ハァイ、Aちゃんカモ((ﾍﾞﾁｨｯ!! 痛っ！教科書投げるとか正気!?しかも結構分厚い！｣


｢無断でベッドに入り込むとか…正気？｣


及｢え〜一緒に寝ようよ〜｣

果てしなくうざい…ていうかいい加減寝たい…





｢山口、一緒に寝よっか｣


山｢へっ!?///｣


｢…眠い｣


及｢あ、そっか。夜弱いもんね｣


｢…12時まで持たないんですよ｣


及｢可愛いなぁ♡｣


｢及川さんの可愛いの基準がわからない…｣


及｢うんうん、さ、寝るんでしょ、おいで？｣







絶対嫌だ(真顔)






｢…………………山口ごめん｣




山｢えっ？…うわっ!?｣←Aに押されて倒れる

及｢ぐえっ｣←倒れてきた山口を体全体で受け止める


｢(｡´-д-)｡o○Zzz｣←その隙に床に敷いた布団でおやすみ三秒





｢｢の〇太!?｣｣



※Aは頭いいから○び太じゃないヨ( >ω∂ )☆






及｢…窮屈でごめんけど、ふたりでこっちで寝よっか｣


山｢……そーですね｣





１８０前後の男2人、結局同じ布団で寝ることになる()







*







山口side






俺は日向みたいに素直に自分の思ったことを言えるわけじゃない。







俺はツッキーみたいにクレバーでもなければ、強気で相手に向かっていく度量もない。







俺は影山みたいに拙いながらもAに｢こうしてほしい｣｢あーしてほしい｣とも言えない。







影『お、俺は＿＿＿＿影山飛雄だ！』
山｢＿＿＿＿………俺は山口忠だ、｣





…なんて、あんなので伝わるはずがないのに。






俺はバレーにおいても、自分がこのチームにいることにおいても焦りを感じていた。




俺は３人みたいに“武器”をもってないし、先輩達との連携だって出来てない。





ずっと、羨ましかった。みんなで考えて、ひたすら練習して、時々バカやったり喧嘩したり




その中に俺は居なくて、外からそれを見てるだけの“観客”









もっと力が欲しい。



強いヤツらと対等に戦いたい。





それが出来たら、俺はやっとメンバーの一員になれる気がするんだ。








山｢＿＿＿＿力が、欲しい｣

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