【HQ!!】神様に逆らった結果、ハイキューの世界に送り込まれました

逆らった１６回目 ページ16

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何でって。そりゃ呼び方なんてわからないからだよ。




｢え、あー、しばらくぶりだしさ、いきなり呼び捨てっていうのも馴れ馴れしいかなって思って｣



影｢ふーん。いつも通り飛雄でいい。

かえって影山とかお前に言われると鳥肌が立つ｣





ちょっと待てや。名字で呼ばれただけで鳥肌が立つってどういうことなの？え？




日｢えー！影山ばっかりずるい！

俺のことも名前で呼んで！｣



｢え、えぇ…？いいけど、そんなところまで張り合わなくてもいいんじゃない？｣






でも、なんか。



こういう部活って感じがやけに新鮮で。



笑うことが滅多になかったのに、自然と顔が綻んで笑顔になる。



不思議だなぁ。




これもやっぱり天使(１年ズとかスガさんとか)のお陰…!?





菅｢おーい、A！｣



｢あ、スガさん｣




２人と談笑しているところに、周りの目を気にしているスガさんがきた。




菅｢そろそろ戻んないと大地に勘づかれるから、一旦こっちに戻ってこいっ｣


｢あっ、そうですね。

じゃ、またね。飛雄、翔陽｣




ふたりにそう言ってスガさんに駆け寄ると、感心したように私を見た。





菅｢もう仲良くなったの？｣


｢影山とは元々知り合いですし、日向はコミュニケーション能力高いですから、そのお陰で仲良くなれました｣






なんだか少し、仲良くなったっていう単語が照れくさく感じた。








*








蓮｢おい、起きろって｣



｢んー…｣




翌日。早朝練に行くと約束したから、兄を道連れに早起き。



｢約束しちゃったんなら仕方ねーな｣、そう言って付き合ってくれるのが蓮である。






蓮｢お前なー、約束すんのはいいけど起きれなくてどーすんの｣


｢だって…あのスガさんから頼まれごとされたら断れるはずないじゃんかぁぁあ…｣




そういいながらむくりと起き上がる。




｢え、もう準備終わってるの？｣



蓮｢たりめーだろ。ほら、髪やってやるから早く着替えろ｣




やっぱり蓮は自慢のお兄ちゃんだなぁって思った。



本人には言ってやんないけどね！！

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