、 ページ3
・
及「Aいる?」
帰りのチャイムが鳴ってからすぐ、教室のドアが開いたと思ったら徹が顔を出した
いやいやいや…あんたクラス離れてるのになんでこんなに早く教室に来れるわけ?
友「A、及川呼んでるけどどうする?」
「帰ったって言って」
友「おっけー
クソ川、Aなら帰ったよ」
及「いや俺の前でその会話してその嘘が通用するとでも思ったの?」
眉間に皺を寄せながら「ほら早く」と、金輪際話しかけるなって言ったのにそういって手招きする
周りの目が気になるから鞄を持って仕方なく徹の前まで行った
「なんの用?バイトあるから早く終わらせてよね」
及「バイトなんて初耳なんだけど」
そりゃあ嘘だから、初耳に決まってる
「…わざわざあんたに言うわけないでしょ」
これも嘘だ、私はなんでもかんでも徹に知っててほしくてなんでも言ってしまう
及「…ふーん、へぇ?どこでバイトしてるの?」
「あんたに関係ないじゃん、ていうか用がないなら話しかけないで」
通さない、と言わんばかりの態度で教室のドアを塞いでいた徹を押して、私は一番乗りで教室を出た
81人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
霸留(プロフ) - ハイキューLoveさん» ありがとうございます!!気に入ってもらえてうれしいです笑 頑張りますね!! (2017年12月10日 13時) (レス) id: 49d4123ff2 (このIDを非表示/違反報告)
ハイキューLove - この小説めっちゃ大好きです!色々大変だと思いますが、頑張って下さい!! (2017年12月4日 0時) (レス) id: 3f7e2050c5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:霸留 | 作成日時:2017年11月26日 0時