軽率 ページ17
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翌日、俺たちバスケの試合はラストを飾る大トリで、それまではほかの決勝戦を見ていた。
勝って喜ぶヤツ、負けて涙をこぼすヤツ。
たかが学校の球技大会なのに、すごい熱の入れようだなって思った。
でも俺もその中の一人で、ここまで来たんだから勝って喜びたい。
俺の仲間たちと。
『さぁ皆さんお待ちかね!最後を飾るのはこのメンバーだぁ!!』
元気いっぱいな司会に誘導されて、ユニフォーム姿でコートに立つ。
『キャプテンに一言ずつコメントいただきますね!じゃあまずはキャプテン片桐から!』
片「えっコメントとか聞いてねえんだけど!」
『言ってませんからね〜!』
片「無茶振りかよ!」
コントのような会話があって、会場は笑いに包み込まれる。
キャプテンがコメントってこたぁ、俺もコメントしなくちゃいけねぇっつうことだよな?
「おい衛輔」
夜「ん?」
「何コメントすりゃいい?」
夜「え、テキトーに…な?」
「答えになってない」
衛輔の言葉にため息をついて、いつの間にか此方を見ていた片桐と目が合った。
え、なに、なんでこっち見てんだよ。
片「深田ァ!」
「お、おう」←深田A(18)
片「今年もいい勝負しようぜ!」
そう言って眩しい笑顔を見せる片桐。
片桐のこういう所が、嫌いになれない理由だったりする。
「__おう!今年はぜってぇ負けねえからな!」
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雷雅 - 更新頑張ってください! (2018年1月22日 20時) (レス) id: e8ca574508 (このIDを非表示/違反報告)
霸留(プロフ) - harunashiさん» 大変申し訳ありませんでした。初めてBL作品を書いたので、フラグのことを一切気にしていませんでした。お声掛けありがとうございます! (2018年1月11日 19時) (レス) id: 9ab1ebf13e (このIDを非表示/違反報告)
harunashi(プロフ) - あの、これってB Lのフラグたてなくてもいいんですか? (2018年1月8日 5時) (レス) id: 06b53e36cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霸留 | 作成日時:2018年1月1日 0時