【HQ!!】幸せになれるなら【黒尾鉄朗】

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俺らの関係は友達以上恋人未満、という形だった






あいつが戻ってくるまでは








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｢夜久おかえりー！｣


｢お前災難だったな、Ｆ学園のヤンキー共に絡まれたなんてよ｣


｢あ、これ今までのノートね！｣






クラスのヤツらに囲まれ、｢ありがとな｣と笑う夜久を遠目に見ていた





……まだ３ヶ月、経ってねえんだけど




流石うちの守護神は他のやつと違うな






｢黒尾ー、お前も一言かけてやれよ！｣




クラスの男子が余計なことを言った


…まぁ、ここで何も言わなかったら不自然だよな





黒｢…おー、夜久、お前がいないとリエーフが怠けまくって仕方ねえのよ、早く戻ってこれて安心したわ｣





心にもないことを、ニコッと笑いながら言った



夜久はそんな俺をじっと見つめた







“｢余計な事言ったら、次は殺す｣”








俺は確かに夜久にそう告げたから、俺の今の生活に害を及ぼすことは一つも言わねえだろ








夜｢…おー、“お陰様で”、元気になったわ

リエーフのことはもう少し頼んでいいか？

実は足がまだ治ってねえんだ｣



黒｢おぉ、いいぜ｣







流石夜久、話がわかるやつで良かっ＿＿＿＿









夜｢ところで、Aは？｣




黒｢＿＿…あ？｣

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