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小|中|大|「ーそれから、おじちゃんとおばあちゃんは幸せに暮らしました。」
おしまい、と言って祖父は絵本を閉じた。
『おじいちゃんとおばあちゃんの幸せな日々』
と書かれたその絵本を祖父・赤井孝一の手から受け取った孫・赤井健太は不思議そうに表紙を眺め、そして絵本から祖父に視線を移した。
二人がいるお家の遊び部屋は、窓から差し込む夕日に赤く染まっていた。
「おじいちゃんとおばあちゃんはどうだったの?」
孝一は突然の問いに驚いた。そしてまた、
「おじいちゃんとおばあちゃんはどうだったの?」
健太は言った。
思わず言葉を探しあぐねていたが、やがて孝一は語りはじめた。
「おじいちゃんとおばあちゃんは、それはそれは気が合わなくてねえ。数えきれないほどケンカをしたよ。
でもね、そんな日々が楽しくてしかたがなかったよ。何もかも、あの頃の日々が愛しいよ..。」
語りはじめた祖父の顔もまた、夕焼けに赤く染まっていた。
どうも、
moonです!!!
今回はあの歌、GReeeeN「愛唄」をテーマにして小説を書きたいと思います(*^^*)
感想やアドバイスなどあればコメください!!執筆状態:連載中
おしまい、と言って祖父は絵本を閉じた。
『おじいちゃんとおばあちゃんの幸せな日々』
と書かれたその絵本を祖父・赤井孝一の手から受け取った孫・赤井健太は不思議そうに表紙を眺め、そして絵本から祖父に視線を移した。
二人がいるお家の遊び部屋は、窓から差し込む夕日に赤く染まっていた。
「おじいちゃんとおばあちゃんはどうだったの?」
孝一は突然の問いに驚いた。そしてまた、
「おじいちゃんとおばあちゃんはどうだったの?」
健太は言った。
思わず言葉を探しあぐねていたが、やがて孝一は語りはじめた。
「おじいちゃんとおばあちゃんは、それはそれは気が合わなくてねえ。数えきれないほどケンカをしたよ。
でもね、そんな日々が楽しくてしかたがなかったよ。何もかも、あの頃の日々が愛しいよ..。」
語りはじめた祖父の顔もまた、夕焼けに赤く染まっていた。
どうも、
moonです!!!
今回はあの歌、GReeeeN「愛唄」をテーマにして小説を書きたいと思います(*^^*)
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作者名:moon | 作成日時:2015年4月29日 15時