【縁田 乙女という少女】 ページ2
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虎杖が呪術高専に入学して間もなく、五条、伏黒、虎杖は第２の新入生 釘崎 野薔薇を迎え付近の廃ビルに潜む呪霊討伐を行った。
乙女がその4人と合流したのはその直後のこと。
『あれ、みんな揃いでどした？』
野薔薇と虎杖が東京初の寿司はどこに行くかで揉める最中、真横を通りがかった黒の車窓から顔を出した乙女が不思議そうに問いかける。
ロングヘアにカチューシャが特徴の乙女だが、今日は黒のサングラスを掛けて大人の雰囲気を醸し出している。
五条「や！乙女、任務帰り？」
『今からもう一件行くとこ』
お疲れ、と片手を上げる五条に対し二次会にでも行くノリで答えた乙女は再度集まりの訳を聞く。
伏黒「忘れたのか。今日新入生迎える日だったろ」
『あぁ、そういえばそうだね。じゃあその子が？』
片手でサングラスを下げた乙女は“その子”ーー真新しい高専の制服に身を包んだ釘崎を見やる。
釘崎「グ、グラサン！？都会の女子は
『ん？ふふ、面白そうな子だね。名前は？』
後ずさりつつも、自分とは明らか雰囲気が違う乙女を見つめる釘崎の態度を、特に気にする様子もなく笑って名前を尋ねた。
釘崎「く、釘崎、野薔薇･･･」
『そ。野薔薇ちゃんね。私は縁田 乙女、２級術師。夢は一族を根絶やしにすること！どうぞよろしく』
釘崎「え、なんて？」
にっこりと、人の良さそうな笑顔の傍らサラッと聞こえた問題発言に釘崎は耳を疑う。
ほんの最近、全く同じ自己紹介を受けた虎杖は苦笑いである。
伏黒「聞くな踏み入るな。こいつはこんなんだが一応良い奴だ。ちょっと家がめんどいだけで」
『それって恵くんも言えないよね！』
補助監督「あのぉ･･･そろそろお時間が･･･」
余計なこと言うな、と乙女が伏黒に小突かれた所で補助監督がストップをかけた。
五条「今から皆でご飯行くけど、乙女は任務なら仕方ないね！後でお土産届けとくよ」
『うーわ、うーわ、これから仕方なく任務行く人になんてことを･･･ふざけんなよこの白ゴボウ』
五条「先生泣いちゃう」
その言葉を最後に乙女はサングラスを直し思いっきり舌を突き出して、車窓を閉めた車は走り去った。
釘崎「あ、あれが東京のJK･･･」
伏黒「あいつを東京のJKの基準にするなよ･･･」
侮るなかれ。
“あいつ”こそ、呪術界きっての呪霊操術者、縁田 乙女である。
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舞(プロフ) - 自分の名前を設定したいです！駄目でしょうか？？ (2021年12月28日 23時) (
レス) @page1 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
お萩(プロフ) - 成る程！！承知しました！！ (2021年3月3日 10時) (レス) id: dd7c82a96f (このIDを非表示/違反報告)
花璋(プロフ) - お萩さん» どういう事だろうと思って調べてみると、なるほど、NARUTOのサスケくんですか！確かに乙女と意志が似たり寄ったりしてますね(笑)コメントありがとうございます！wikiで読んだ程度ですが、サスケ君ほど重くはならない予定です！(裏切る可能性大) (2021年3月3日 7時) (レス) id: 7ebade7fdf (このIDを非表示/違反報告)
お萩(プロフ) - 心なしかサ○ケを思い出す…一 (2021年3月3日 1時) (レス) id: dd7c82a96f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花璋 | 作成日時：2021年2月26日 21時
