死んだらころす【呪術廻戦】

強く ページ18

五条「それで早速なんだけど、Aには強くなってもらうよ」



『え、恵ちゃんは』



五条「恵はもう基礎は出来てるからね！Aには九尾を扱うための呪力の使い方や、もしもの時の近接戦闘を学んでもらう』



『確かにまだ何も出来ないもんなあ…』



五条「そんな暗くならないでよ。Aなら大丈夫！ちょっとしごかれてもらうけどね！」



『えぇ…』



恵「俺はどうしたら」



五条「恵はまた違う修行をしてもらう。だから2人ともしばらくは別々！」



待ってまじか無理すぎる恵ちゃんいなかったらコミュニケーション取れないしちょっとしんどい。いやだいぶしんどい



と思ってたら恵ちゃんが口を開く



恵「俺もAのそばで修行します」



五条「だめだ」



珍しく真剣な顔をする五条先生



『なんで…』



五条「ねえA、何のために呪術師になるんだっけ？」



『え？誰かを守るため、、』



…そうだ。私は遊びにここへ来たんじゃない。



恵ちゃんみたいになりたくてここへ来たんだ



いつまでもこの環境に甘えてちゃだめだ



五条「お、顔が変わったね」



『恵ちゃん、私1人で大丈夫！ちゃんと肩並べられるように強くなるから！』



恵「そうか…もうあの頃の弱虫なAじゃないんだな」



嬉しそうな、寂しそうな、そんな感情が入り混じった表情



『またすぐ会えるし！寂しいからって泣かないでよ？』



恵「お前もな」



恵ちゃんに笑顔が戻った



五条「ま、これを機に恵も過保護なところ直しなよ」



恵「…はい」



あ、過保護だって認識はあるんだ。笑



五条「よし！そうと決まればAは2年の教室に僕と行こう！恵はこのまま待機！」



恵/私「『はい！』」



お互い強くなってまた会おう

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