第4話 ページ5
雷門中との試合飛ばします。ごめんなさい。
時間は試合直後です
【A視点】
A「勝った…！勝った〜〜！！」
私は思わずガッツポーズを決めた。
点数は、雷門中2点、ドラゴンリンク3点。
結構ギリギリだったけど、私たちの勝ち。
大和「危なかったな…でも、勝てた」
A「大和くーん！私たち勝ったんだよ！！」
大和君に向かってピース。
御戸「A！最後の1点マジでありがとな！」
御戸君が私に駆け寄ってきた。
そう！最後の1点は土壇場で私が決めたの！！
A「御戸君！！」
駆け寄ってきた勢いそのままに、御戸君は私に抱きついてきた。
筋肉の引き締まった腕が、私に絡んでくる。
A「ちょっと御戸君！苦しい…」
御戸「はは、ごめんごめん」
そう言うと、御戸君はやっと私から離れてくれた。
？「A！久しぶりだな！」
不意に、誰かが私の名前を呼んだ。
私は振り返った。
短いウェーブにした、灰色の髪。整った顔。
かすかな赤色を帯びた目…
A「！拓人くん！！」
神童拓人くん。私の幼稚園の頃の親友だった。
私は小2の時、両親を自動車事故で亡くしてしまい、孤児院に入るまでは、普通に暮らしていた。
拓人くんは、まだ私の両親が生きていた時に、同じ幼稚園で一番仲良かった親友。
いろんなことして遊んだな。
ピアノ、恋人ごっこ…それからもちろん、サッカー！
私は懐かしい思いでいっぱいになった。
神童「お前、ドラゴンリンクに入ってたんだ。強くなったなあ」
A「あはは。すごく特訓したからね。拓人くんもすごかったよ！」
神童「はは…ありがとな。どうだ、良かったら、久しぶりに一緒に食事でもしないか」
A「うんうん！いいよ！でも、着替えたりしたいからちょっと待ってて」
神童「ああ。待ってる」
そこで、私は拓人君と食事に行くことにした。
A「大和君、先に着替えて帰ってるね」
すると、大和君は…
大和「ああ…気をつけろよ」
とだけ、言った。
A「大和君…?」
大和君…
なんか、寂しそうだった…?
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三条瑠奈(プロフ) - 天野桜子さん» コメントありがとうございます！！！！何回も更新が止まって申し訳ありませんでした。最後まで読んで頂いてとても嬉しいです！！！ (2017年1月5日 11時) (
レス) id: 01ddb41fe4 (このIDを非表示/違反報告)
天野桜子(プロフ) - 完結おめでとうございます！最後までとても面白かったですo(｀ω´ )o (2017年1月5日 1時) (レス) id: dda5c4068d (このIDを非表示/違反報告)
麻生みか(プロフ) - 三条瑠奈さん» あはは、 そうだね(笑) (2017年1月4日 22時) (レス) id: fe47231695 (このIDを非表示/違反報告)
三条瑠奈(プロフ) - 麻生みかさん» ありがとう！いつかはみんな大人になるさ！（円堂さんだってなったし） (2017年1月4日 21時) (レス) id: 01ddb41fe4 (このIDを非表示/違反報告)
麻生みか(プロフ) - あぁ〜 大人になんかなりたくないよー！！ でも しょうがないか (笑) (2017年1月4日 21時) (レス) id: fe47231695 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三条瑠奈 | 作成日時：2016年8月15日 9時
