40話 ページ43
実弥side
実｢A！A！｣
名前を呼んでも反応がない。
もしかしたらもう…
いや、諦めんじゃねェ！
微かだがまだ心臓は動いている
まだ間に合うかもしれない
俺はAを抱き上げ、すぐに山を降りた。
大丈夫、まだ大丈夫だ。
Aはまだ死んでねェ！
痛む身体を我慢しながらも全力で足を動かした。
その時。
蜜｢不死川さん！
…！Aちゃん、どうしたんですか?!｣
さっきの音を聞いて駆けつけてきたであろう甘露寺に遭遇した。
実｢話はあとだ！まずはAを蝶屋敷に運ぶ！｣
走れ、走れ！
何があっても足を止めるな！
蜜｢不死川さん！Aちゃんは私に任せて下さい！｣
実｢大丈夫だ！俺が、｣
蜜｢不死川さん怪我されてますよね！
不死川さんより私のほうが早く蝶屋敷に着けます！
だから…！｣
確かにそうだ。
一秒でも早く蝶屋敷に届けるには甘露寺のほうが…
そう思った俺は甘露寺にAを差し出した。
実｢Aを頼む｣
蜜｢任せて下さい！｣
甘露寺はAを抱くと、今まで見たことがないような速さで去っていった。
情けねぇな
すまねェA。
実｢すまねェ。｣
俺は立ち止った。
俺は自分の情けなさにおかしくなりそうだった。
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夜月─《 *無人* 》☆(プロフ) - 幸せを掴めた2人と愛を貰えなかった童磨、、好きになってしまったがために夢主ちゃんを鬼にしてまで愛されたかった童磨を救う術は無かったのかなとか考える。まあ童磨が推しだから尚更なんですけどね笑笑 最後は2人とも幸せで良かったあああ (2020年1月8日 14時) (
レス) id: 7f57af0fb7 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - まゆさん» そんなに感動してくださるなんて感激です！こちらこそありがとうございます！ (2019年11月5日 0時) (レス) id: 6feeb0dd0f (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 本当にどうしてくれるんですか…ハンカチじゃ足らずにバスタオル使ったら絞れるほど濡れたんですけど！！！素晴らしかったですありがとうございます！！！！ (2019年11月4日 23時) (レス) id: 60ba35ccc3 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - 純菜さん» 本当ですか?!すごく嬉しいです！ (2019年11月4日 18時) (レス) id: 6feeb0dd0f (このIDを非表示/違反報告)
純菜(プロフ) - え、待って、小説で泣いたの初めてなんですけど… (2019年11月4日 15時) (レス) id: 16d4e6c0bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美月 | 作成日時：2019年10月12日 0時
