37話 ページ40
Aside
童「はは、あははッ。…そう、
じゃあ、そいつには死んでもらうね」
「きゃッ」
私の横を童磨がすごい勢いで通り過ぎた。
すごい殺気だ。
さっきまで私の横にいた不死川さんの姿がない。
辺りを見回すと、襲いかかる童磨を刀で受け止めている。
童「Aは俺のだ!誰にも渡さない…!」
実「てめェのせいでAがどれだけ傷ついたと思ってんだァァ!ふざけんじゃねェ!!」
童「五月蝿い!五月蝿い!」
童磨の力が強まっている。
不死川さんの顔が苦しそうだ。
どうにかしないと…
実「来んじゃねェ!!」
そう言われ動こうとしていた身体が固まる。
実「お前は俺を信じてそこにいろ!」
童「よそ見なんてしてる暇ないよ!」
____ドンッ
「不死川さん!!」
大きな音がしたほうを見ると木に身体を打ちつけ、
うずくまっている不死川さんがいた。
実「…ッ」
童「何でAはお前なんか好きなんだろうね」
童磨が不死川さんにゆっくり近づいていく。
「やめてっ!」
童「もうAでも俺は止められないから。」
そう言って私を見た童磨の目には光がなかった。
童「俺はこいつを殺す。
そのあとは一緒に来てもらうからね」
またあの声だ。…怖い
童「もう面倒くさくなってきたな…
早く終わらせよう」
「やだッ、やめて!」
このままでは不死川さんが…
もう、私がやるしかない
私はあることを決心をし、童磨のほうへ走った。
不死川さんは絶対殺させない
_____たとえ私が死のうとも
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夜月─《 *無人* 》☆(プロフ) - 幸せを掴めた2人と愛を貰えなかった童磨、、好きになってしまったがために夢主ちゃんを鬼にしてまで愛されたかった童磨を救う術は無かったのかなとか考える。まあ童磨が推しだから尚更なんですけどね笑笑 最後は2人とも幸せで良かったあああ (2020年1月8日 14時) (レス) id: 7f57af0fb7 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - まゆさん» そんなに感動してくださるなんて感激です!こちらこそありがとうございます! (2019年11月5日 0時) (レス) id: 6feeb0dd0f (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 本当にどうしてくれるんですか…ハンカチじゃ足らずにバスタオル使ったら絞れるほど濡れたんですけど!!!素晴らしかったですありがとうございます!!!! (2019年11月4日 23時) (レス) id: 60ba35ccc3 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - 純菜さん» 本当ですか?!すごく嬉しいです! (2019年11月4日 18時) (レス) id: 6feeb0dd0f (このIDを非表示/違反報告)
純菜(プロフ) - え、待って、小説で泣いたの初めてなんですけど… (2019年11月4日 15時) (レス) id: 16d4e6c0bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美月 | 作成日時:2019年10月12日 0時