5.喧嘩勃発 ページ7
｢クルーウェル先生ー、いますか？｣
クルーウェル先生がいつもいる準備室をノックすると案外早く扉が開いた
ｸﾙｰｳｪﾙ｢何だ…。おい、これはどういう状況だ？｣
先生は私を見るなり眉間に皺を寄せた
それもそのはず、今の私の状況は
フロイドくんに後ろから抱きしめられるようなかたちになっている
｢あはは…離れてくれなくて｣
ｸﾙｰｳｪﾙ｢さっさと離れろ｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢やだ｣
私は睨み合う二人に挟まれて為す術がない
｢あ、あの！火傷を治す魔法薬を頂きたいんですけど｣
この状況に耐えられなくなった私は思い切って要件を伝えた
すると、｢少し待っていろ｣と先生は部屋の中に入って行った
｢フロイドくん、先生睨んだらだめ｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢だって…｣
フロイドくんはぶつぶつ何か言いながら私の頭に顎を乗せてきたため、頭が一気に重くなる
｢いいから離れて。また先生に怒られるよ？｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢…｣
｢え、ちょっと！｣
急にフロイドくんは私を抱き上げた
突然のことだったので私はすごく驚いてしまう
ﾌﾛｲﾄﾞ｢早く保健室戻ろ…？｣
甘えるように彼が言ってくるので
私は思わず彼に従ってしいそうになるのをグッと我慢した
｢薬もらってからね？｣
私がそう言ったとき準備室の扉がガチャっと開いた
ｸﾙｰｳｪﾙ｢二本あれば足り…｣
目の前のクルーウェル先生は私たちを見て固まった
｢フ、フロイドくん！早く下ろして！｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢え〜。このままがいい｣
やばいやばい！
絶対クルーウェル先生怒ってるよ！
ｸﾙｰｳｪﾙ｢飼い主の言うことも聞けない駄犬には躾が必要だな…｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢べつに何しようが関係ねーじゃん｣
お願いだから煽らないで！
クルーウェル先生怒ったらすごく怖いんだから
そんな願いは彼には届かず、売り言葉に買い言葉
私を放って二人は言い合いを始めた
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美月(プロフ) - ななこさん» それはどうでしょうか！wこれからのお楽しみです！ (2020年6月25日 23時) (
レス) id: 6feeb0dd0f (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - じゅ、重要人物…ですと?!…まさか黒ずくめの組織っ…?! (2020年6月25日 18時) (レス) id: 87c8770c51 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - うみねこさん» ありがとうございます！嬉しいです！絶対フロイドは机にフォーク刺せるくらい怪力だと勝手に思ってますw (2020年6月24日 23時) (レス) id: 6feeb0dd0f (このIDを非表示/違反報告)
うみねこ(プロフ) - 凄く読みやすいし、ストーリーも面白いです！机にフォークwwwフロイド君怪力ですねwww (2020年6月24日 19時) (レス) id: 7c7d156ca0 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - 莉弥さん» 読んでくださりありがとうございます！頑張って更新しますので、これからもよろしくお願いします！ (2020年6月22日 14時) (レス) id: 6feeb0dd0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美月 | 作成日時：2020年6月13日 1時
