Episode14 ページ15
次の日の昼休み
私はデュース、グリム、ユウ、そして頬を真っ赤に腫らしたエースと昼食をとっていた
ｴｰｽ｢痛てぇ…。お前本気で叩きすぎだろ｣
｢それでも手加減しましたー｣
私が言うと、四人は｢やべぇ｣と言って急に身震いし始めた
｢でも、これはエースが悪いんだよ？｣
そう言うと、パンを一口かじった。
ｴｰｽ｢でもよ〜。俺のおかげで本当にカリム先輩といい感じになれたんだろ？｣
｢は？どこが…｣
エースの言葉で周りの三人も私を見てニヤニヤし始めた
ﾃﾞｭｰｽ｢とぼけるなよ｣
ｸﾞﾘﾑ｢そうなんだゾ〜｣
二人の言葉にユウも頷いている。
なんのことだかさっぱりなんだけど…
私は首を傾げた
ｴｰｽ｢今日カリム先輩と一緒に登校してたじゃん｣
エースの言葉に食べていたパンが喉に詰まりそうになる
私はユウが差し出した水をもらって喉に流し込んだ
｢はぁ…。死ぬかと思った｣
ｴｰｽ｢その反応はやっぱり？｣
まじでニヤニヤするな
エースを殴ってやりたい気持ちを抑えて、ため息をついた
｢あれは…一緒に登校したわけじゃない。寮長が勝手に付いてきただけだから｣
ﾃﾞｭｰｽ｢その割に満更でもない顔してただろ｣
まじで一回黙れよ
｢そんな顔してない…｣
ｴｰｽ｢あ、カリム先輩だ｣
｢え、｣
私は思わず机に顔を伏せた
すると、隣から笑い声が聞こえる
｢騙したな…｣
ｴｰｽ｢あー！許してくれ！｣
私に謝るエースの胸ぐらを掴んで前後に揺さぶる
絶対許さない
もう一発殴ってやろうと思い、拳を振り上げたとき
昼休み終了のチャイムが鳴り響いた
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広告 - めちゃくちゃ良かったです！ (2020年10月21日 19時) (
レス) id: 21de1d3817 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - 陷さん» コメントありがとうございます！楽しんで読んでいただけたようでよかったです！ (2020年6月29日 22時) (レス) id: 6feeb0dd0f (このIDを非表示/違反報告)
陷(プロフ) - さいっっこうでした！ハピエン厨なので作者様がハッピーエンドを書いてくださり本当に嬉しかったし、とても素晴らしい小説でした！ありがとうございます！ (2020年6月29日 21時) (レス) id: cd18a981b6 (このIDを非表示/違反報告)
海賊船の雑用 - はい！ずっと見てます！←ストーカー (2020年5月27日 20時) (レス) id: 3287b8cc09 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - 海賊船の雑用さん» ありがとうございます！楽しんで読んでいただけてるようでなによりです！これからも頑張ります！ (2020年5月27日 20時) (レス) id: 6feeb0dd0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美月 | 作成日時：2020年5月26日 17時
