【ARS×Fischer's】RUMOR chapter2 (ページ4)

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・和也side ページ4

目を開けると、そこは
全てが白い空間だった。
白いカーテンに白いベット。
ベットの上には俺の名前が入ったプレートがあった。

ここは病院か…‍？
俺は起き上がり、隣のカーテンを見た。
少し開け確認すると、そこには
ンダホが横になっていた。

まさか…そんなはず無いよね？
俺は大きくンダホの肩を揺さぶった。
「ンダホ！ンダホ起きろって！」
全然起きない…

嘘だろ‍？
「死んだんじゃ…無いよね？
起きろよ……起きろよッ！！」

俺はンダホの体を大きく揺すった。
するとンダホの目がゆっくりと開いた。
やっと目を覚ましてくれた。

「二宮…くん‍？」
「良かった…大丈夫か‍？」
「うん…ここは‍？」
「俺にもよく分からない…でも病室みたいだ」
「そっか…」
ンダホは数秒沈黙した後
俺に「ごめん」と言った。

「何が‍？」
「だって、俺のせいで二宮くんも
病院に来ることに…」
どうやら彼は、事故の道連れにしたことと思っているようだった。

「気にすんなよ、ほら、元気だろ‍？」
俺は素振りし、元気だということをアピールした。
するとンダホの表情は段々明るくなってた。

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しばらくして、俺は違和感を感じた。

「ねぇンダホ、この病室って
俺たちだけかな‍？」
「どうしたんですか？急に」
「いや、ちょっと違和感があって…」
「違和感‍？」
ンダホが不思議そうに言った。

普通病室は、1部屋で4人入れる。
もしかしたら俺のただの思い違いもしれない。
「ちょっと俺、病院内回ってみる。」
そう言い俺が病室に出ようとすると
ンダホが「置いてかないで」と言い
慌てて俺の後ろに着いて来て

俺はゆっくりと病室のドアを開けた。