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部活終わり、昇降口に行くと安田先輩が待っていた。
それはいつもの風景のはずなんだけど。
「先輩、」
安「おー!おつかれさん」
先輩のことで今日1日振り回されていたのに、先輩の顔を見てどこか安心してしまう。
意味わかんない。
安「はいこれ、お土産っ」
「わ、ありがとうございます!」
渡されたのは小さな紙袋。
安「あけてみて」
そう言われて中を覗くと、小さいひとつの可愛い木箱が入っていた。
木箱を開けると、貝殻と琉球ガラスのついたネックレスが入っていた。
「綺麗、!」
安「絶対Aちゃんに似合うやろなって思って。気に入ってくれたかな」
「すごい嬉しいです、ほんとに」
あぁ、なんでこんな私に。
似合うと思って、って。
そんなこと言うから切なくなるんじゃん。
安「あ、ごめんな時間とって。用事あるんやったよな」
「あ、いえ。ではまた!」
安「ばいばーい」
先輩と別れて学校の外へ出た。
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はぴ - はじめまして!リクエストなんですけど、2人の付き合ってからの物語が読みたいです!作品面白かったです、更新楽しみにしてます! (2019年2月2日 18時) (レス) id: bd60694a8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:お茶。 | 作成日時:2019年1月22日 20時