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38話 ページ41

思い出せない


思い出したいのに。


思い出そうとすると頭が痛くなる


「残念だったなA。」


そんな声が聞こえた


ねぇ、なんで


なんで私から何もかも奪っていくの?


嫌だよ


また独りぼっちなんて嫌だよ


また道具になるなんて嫌だよ


ねぇ誰?


優しい声で


笑顔で


私を支えてくれたのは


忘れたくない。


「Aー!!!」


嗚呼、この声だ。


気づくと声がする方に走っていて


前の方には同じ顔をした6人組。


「A!!」


私は立ち止まってしまった


あと少しなのに


思い出せない


もう少しなのに


思い出さなきゃ駄目なのに


6人組は私にかけよって来た


「大丈夫か?」

「なにもされてない?」


とか、私の事を心配している


「思い出せないの... 。」


皆は頭にはてなマークを浮かべた


「貴方達が誰なのか思い出せないの... !!!」


「は...?」


「ごめんなさい、ごめんなさい、!!」


いきなり涙が溢れてきて


「おや?騒がしいと思ったら貴方達か。うちの子になんのようだい?」


「Aを返してもらいに来た。」


「返すもなにも、最初から私のものなんだけど」










思い出した...


おそ松、カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松


全部思い出した。


「思い出した... 全部。」


「なにいってるんだ。」


さぁ、行くぞ、と肩に手を乗せられた


「やめて、」


と、その手を叩いた


あいつは、チッ、と舌打ちをした


「君は私の道具だろ?、口答えするんじゃない」


ぺちん、と、私にビンタをした


「おい、お前...!!父親だろ?なんでビンタなんか...!!!」


「君には関係無いだろう?」


さぁ、行くぞ、と私の腕を力強く引っ張った


「痛... ッ」


おそ松said


「痛... ッ」


Aが言ったその言葉で


俺の何かがぷつん、という音と共に


切れた。


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
明日(今日)は雪が降るそうです... ( 遠い目 )

つらいむ(´・ω・`)

でも頑張って更新するので応援よろしくです!

執筆ももぱんまん

39話→←37話


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ももぱんまん - 沙耶さん» ありがとうございます。これからも宜しくです!! (2016年12月4日 20時) (レス) id: a7e04f123d (このIDを非表示/違反報告)
テル@コク(プロフ) - 沙耶さん» 感想ありがとうございます!そのはなしはももぱんまんが書いたんですが、嬉しいと思っていただけて嬉しいです! (2016年12月3日 19時) (レス) id: 322e74593d (このIDを非表示/違反報告)
沙耶 - 十四松に「道具でも天才でもない」って言われて一寸嬉しかった… (2016年12月3日 13時) (レス) id: 859f6178c6 (このIDを非表示/違反報告)
ももぱんまん - 美孤☆さん» みくちゃん...!!!頑張る!!めっちゃ頑張る!! (2016年11月4日 18時) (レス) id: a7e04f123d (このIDを非表示/違反報告)
美孤☆ - マフィアとかすっごい好きです!あとこの小説すごい面白いです!これからも更新とか頑張ってください!! (2016年11月4日 18時) (レス) id: a58834085e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:テル&ももぱんまん | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2016年6月2日 17時

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